ズバ抜けて優秀なのは、やっぱり「説明責任」を果たせる人。

アカウンタビリティ=説明責任。何かしらの問題があった場合は、関わる全ての人に「報告する義務」があるということ。

社会で成功したいのならば、必須スキルと呼べるでしょう。それなのに、この責任を果たせる人は意外と少ない。たとえ、社長やリーダーと呼ばれる人であっても。

Gordon Tredgoldさんが「Inc.」にて紹介するのは、お互いに気持ち良く、そしてスムーズに、『報・連・相』ができる人材の育て方。指導者向けの内容なのだけど、“上を目指す”人は読んでみて損はない。

01.
「サポートする姿勢」を常に見せる

まず「責任を押し付けるために、報告を強要する」という考え方を取り払いましょう。責任を課せるのは、あくまでも彼らをサポートするひとつの方法だということ。これは彼らを成功に導く方法であり、リーダーシップを発揮させる「手段」です。

一番大切なのは、説明責任に対する考えをネガティブからポジティブにシフトさせること。

何よりも彼らの成功は、あなたの成功に繋がります。となれば、誰かを成功に導くこともあなたのひとつの目標。そして、指導者であるあなたにサポートされていることを実感するようになれば、チームの充実度も自然とアップするのです。

02.
前もって「報告の重要性」を伝える

チームには、報告の責任を課せることを前もって伝えておきましょう。あなたが彼らに何を求めているのか。さらには、彼らの進捗を常に確認することを前もって伝えておかなければ、任せたのにも関わらず説明責任を果たさない可能性が高いでしょう。

言わなくても毎回報告してくれるのなら楽ですが、そうもいきません。ほかのタスクに追われているうちに、忘れてしまう可能性も。

そのため、「進捗を確認する」と伝えておくことで、責任を貫かなくてはいけないことを念頭に置いてもらいましょう。

03.
任せたのなら、ちゃんと「評価」をする。

メンバーの進捗を評価すること告げたら、スケジュールにそれを組み込み、定期的に実施していきましょう。

手厚くサポートする姿勢さえもっていれば、グループで評価するのいいと思います。チームごとに進捗をプレゼンしてもらい、苦戦していることがあれば、どう軌道修正できるかまで報告してもらうように。ただし、軌道修正ができるよう手を貸すのも、あなたの役目であることは念のために伝えておきます。そして、うまくいっているようなら、それをしっかりと褒めてあげてください。

寄り添っている姿勢を貫けば、部下たちにリーダーシップをとらせる習慣ができるはずです。さらにはグループとして評価することで前よりも団結し、チームワークも強化されるでしょう。加えて“最良の手段”を周りとシェアすることで、全体のパフォーマンスの向上も期待できます。

もちろん、これらのことは、あなたがお手本を見せることが、大前提にあると思っていいでしょう。しかし部下たちにも一度任せてみないと、責任をとる「習慣付け」はなかなかできません。

重要なことを明確に伝え、その過程をしっかりとサポートしてあげることで、部下も前向きに取り組むことができる。そうして一歩ずつ、「自分の責任を果たす文化」を社内で築き上げていきましょう。


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