問題:この猫は誰でしょう? ヒント:人気若手女優です

世の中は猫派と犬派に分かれます。もうびっくりするほどきれいに分かれます。

日本でのペット飼育数、初めて猫が犬を上回ったというニュースが流れたのは昨年末。今や多数派になったといっても過言ではない猫派にはたまらない展覧会をご紹介。

 

 

好きな人を猫にしてみたら

イラストレーター/アーティストの山中玲奈さん初の個展は、その名も「猫色の人生」。ご自身も猫を飼っているそうで、じゃあその愛猫を描きためたのか、と思うなかれ。

山中さんは自分が好きな人をすべて“猫”にしてしまったんです。著名な画家、世界的なミュージシャン、往年の名俳優、国民的な大女優に、ちょっとマニアックなお笑い芸人まで。彼や彼女らの雰囲気やイメージをとらえて、擬人化ならぬ擬猫化しているのです。

ちなみにこちらはフリーダ・カーロというメキシコの現代絵画を代表する画家を猫化。


 

この真ん中の子を見た瞬間、その場から動けなくなりました。睨まれてるわけじゃないんだけど、なにか見透かされているような。

ふてぶてしい!でも、それが猫の魅力なのです。たぶん。


今までは犬派を自称していた私。しかしながら、この個展で出会った猫ちゃん達と目が合った瞬間から、なにをしていても猫のことが頭から離れなくなってしまった。これはうっかり猫派に懐柔されてしまったのだろうか…。

さて、冒頭の質問。意思の強そうな、どこか鋭さを感じさせる印象的な目の持ち主ですよね。彼女が一体誰なのか、その答えは…小松菜奈さんでした!

こちらの個展は終了していますが、これからも山中さんが誰を擬猫化してくれるのか、楽しみですね。

<開催概要>
山中玲奈 初個展「猫色の人生」
会期:2018年1月19(金)〜28日(日)
会場:SISON GALLERy(東京都渋谷区猿楽町3-18)
TEL:03-6886-8048
営業時間:12:00〜20:00
URL:http://sison.tokyo/

Licensed material used with permission by山中玲奈
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。