猫の日に知っておくべき 「猫とその飼い主の10の真実」

「猫の世界は偏見にまみれている!」

 

「猫はかわいくない」「犬の方がいい」という人に限って、本当の猫の姿を知らない。知らないくせにそんなこと言っちゃって猫好きのハートを傷つけるのだ。だから2月22日の猫の日に、少しでもいいから猫に関する真実を知ってほしい(ついでに猫の飼い主に関する真実も)。

猫と暮らしたり、猫の本を作ったり、公私ともにたくさんの猫と猫を取り巻く人々を見てきたからこそ、言いたいことがあるんです。

意外と知らないですよね?
猫のこの感じ

(1)猫は甘えん坊である

©2020 NEW STANDARD

犬に比べるとクールな生き物というイメージもあるが、一緒に暮らしてみると猫がかなり甘えん坊だということがわかる。仕事から家に帰った飼い主のあとをずっとついてまわる猫もいれば、お風呂やトイレにまでついてくる猫もいる。ちなみに我が家の猫は毎晩「うでまくら」で寝ているし、「猫=人見知り」の常識を覆すかのように、すべての来客の膝の上でくつろいで接待したりもする。「犬みたい~」って言われるけど、これが猫です。

(2)猫にだって表情はある

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猫には表情がないと言われる。確かに犬ほどの表情筋は存在しないが、日々写真を撮っていると、猫にもいろんな表情があることに気づく。猫が無表情で甘えてくる姿は、むしろやばいぞ(かわいい)。犬みたいに口元ニッコリは出来ないけれど、気分がいい時や、甘えている時にゴロゴロと喉を鳴らすのは、犬には出来ないでしょ。あの音は、絶対に人類を救う(というのは猫好きの説)。

他にもシッポをビリビリ震わせる、声色(音階)を使い分ける、頭をグリグリ押し付けてくる、歯茎のニオイをこすりつけてくる……など、猫には猫独特の感情表現もいろいろ。

(3)「爪とぎ=壁」とは限らない

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引っ越しの時、「猫を飼っています」と言うと、ペット可物件なのに断られることが非常によくある。犬なら良くて猫がダメって言う大家さんの懸念は大体「爪とぎ問題」だ。しかしこの際だから声を大にして言いたい。

「猫にだって、好みの爪とぎ場所があるんだー!」

つまり壁では一切爪を研がないが、ソファー(特定の家具)限定で爪を研ぐ猫がいたり、人の服限定で爪を研ぐ猫がいたり、猫によって「爪を研ぎたい場所や素材」が異なるということ。ちなみに我が家の猫の「爪とぎたい場所ランキング」は、1位・人の服、2位・じゅうたん、3位・爪とぎグッズです。

(4)お魚に興味のないヤツもいる

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魚を焼いているだけでわめき出す猫もいれば、目の前に焼き魚や刺身を持ってこられても全く興味を示さない猫もいる。かと思えば我が家の猫は「茹でインゲン」に目がない。食の好みも猫それぞれ。また、体質的に食べさせてはいけないものもあるので要注意。猫ならみんな大好きと思われているかつお節も、泌尿器系の病気の原因になることだってある。

(5)猫のおなかはときどき、「危険D」の香り?

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猫のおなかはお日様の香り……とよく言われるが、一概にそうとも言えない。なぜか、数年間シャンプーをサボった「犬(Dog)」のような匂いがする時もある。いずれにせよ言えるのは、猫の匂いを胸いっぱいに吸い込むと、全てのモヤモヤやイライラが消え、頭の中がパアァァ〜っとなるということ。歌手の坂本美雨さんが広めた「猫吸い」が有名だけど、初めてその光景を見た時に、「やるよね〜」と言った猫好きは多いはず。

(6)猫だって「芸」できるもん

©2020 sachiko mizuno

芸ができるのは犬だけじゃない!インスタフォロワー1.6万人の猫・京介のおすわり、「オテ」、「オカワリ」、「ハイタッチ(?)」などをご覧ください(コチラから)。

飼い主さん曰く、芸を教えるコツは「猫の習性を活かすこと」。オヤツがほしいと前足をちょいちょいとするので、飼い主さんが出した手の上に京介が前足を乗せた時にオヤツをあげ、「オテ」と声をかける。これを繰り返したら、スムーズに覚えられたとか。

ちなみに「ターン」は、足元にスリスリしながらたまたまクルッと回っちゃった時に「ターン」と声をかけはじめ、回った時だけオヤツをあげることを繰り返していたら、できるようになったんだそう。

デキる男・京介。ベルを鳴らしてターンする「チンチンターン芸」もかわいいぞ。

(7)猫だって「散歩」するもん

©2020 sachiko mizuno

散歩するのは犬だけじゃない!インスタフォロワー1.6万人の猫・京介のお散歩風景をご覧ください(コチラから)。

ちなみに、京介がお散歩を始めた理由は、飼い主さんが「ずっと犬を飼いたいと思っていたから」。でも、運命的にかわいい猫(京介のことね)に出会ってしまい、初めて会った時のまん丸おめめとポヨポヨの抱き心地が忘れられず、家族に迎えることにしたんだとか。

その後、犬のように育てたいと試しに始めてみたお散歩。好奇心旺盛な子猫時代だったこともあってか全然怖がることもなく、今でも場所と時間を選んで京介にストレスがないように楽しんでいるとのこと。木にも登れます。

(8)猫好きはこの世に存在する全ての猫を愛している。なんならトラとかライオンとか猫科の猛獣も

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犬好きは自分の飼っている犬と同じ犬種が好きだったり、ある特定の犬種が好きだったり、同じ「犬」に対してでも愛情に偏りがあることが多い。一方猫好きにはどんな種類でも、「猫なら好き」という心理がある。

それどころか猫好きの脳は、虎とかライオンとかを「でっかい猫ちゃん」と変換。振り下ろされたら致命傷を負う危険さえあるあの前足だって、「おっきな肉球かわいいな♡」といった目線で見てしまう。

(9)猫好きに限って、猫アレルギー率高し

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学生時代の友人が全員動物好き(動物系の専攻だったから)で、ほとんどの人が生き物を飼っていたけれど、悲しい哉、かなりの確率で猫アレルギー。年寄り猫なら枯れてる(分泌物少ない)から大丈夫、長く一緒に過ごすと治る(なれる)から大丈夫、などいろんな説もある中、どうしても猫と暮らしたいからと抗アレルギー薬を服用しながら飼っているツワモノもいた。

しかし最近では、猫アレルギー用の薬が開発されたと言うニュースも。おそらく製品化はまだ先のことだが、ひとまず世の中の猫好き猫アレルギーたちよ、祝杯だね。

(10)猫の飼い主の大半は、愛猫が死んだら化けて出てほしいと思っている

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猫の寿命は一般的に16歳前後と言われている(家猫の場合)。が、最近では獣医療の発達などもあり猫の寿命も延びていて、世界には30年以上生きた猫たちの話もちらほら。しかし「猫は20歳を超えると尻尾が二つに分かれ、猫又という妖怪になる」などと言われている。他にも「油を舐めさせると化けて出る」、「鏡を見せると化けて出る」など諸説あるが、いずれにしても、愛猫ならば化けて出てくれる方がむしろいいよね、会いたいもん、というのが猫好きの見解。ほんとにそうなったら、死してなお飼い主の相手をしなければならない猫たち。猫もなかなか忙しいね。

さて、本日2月22日は猫の日だ。今年もきっとあちこちで、「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日」のお祝いがされていることだろう。

幸せの形なんてさまざまだけど、日本中の一匹でも多くの猫たちが、猫の日とその先の未来を幸せに過ごせますように。

「猫の日、おめでとう!」

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Top image: © 2020 NEW STANDARD

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