猫が飼い主にみせる「10の愛情表現」(イラスト)
自由気ままな猫の行動って、ワンちゃんとはまた違った癒やしパワーを感じるものです。
Little ThingsのPhil Mutz氏は、そんな猫の行動に現れている愛情表現をとことん分析!あらゆる仕草に込められた意味を解説しています。
もしかしたら、愛猫について今まで気づけなかった一面が見えてくるかも…。参考にしてみては?
01.
足をモミモミしてくる!
両前足を交互に動かしては、プニプニと柔らかい「肉球」部分で足を揉んでくることがある。それは、「愛してる」と言っていることと同じなのだそうだ。
が、PetMDにもあるとおり、その想いは飼い主に対してなかなかストレートに伝わらない。
たとえば、愛する猫ちゃんをももにのせてナデナデしているとしよう。彼らは愛情をあなたに伝えようと足を一生懸命揉んでくれるのだが、いかんせん爪があるため愛情が深ければ深いほど飼い主へのダメージも大きくなってしまうのだとか!
02.
プレゼントをくれる
猫を飼っていると、小さなおもちゃを足元に運んできてくれることがある。それが小動物の死骸だったりして驚くこともあるが、彼らにとっては愛情を込めたプレゼントなのだ。
動物の行動分析に詳しいAmy Shojai氏によれば、猫は贈り物をするのが大好き。ハンターでもあるため、様々な昆虫や動物を愛情表現の一環として捧げてくれるという。
むしろ、何も持ってきてくれない場合のほうが心配かもしれない。
03.
頭突きでグリグリしてくる
これは、「信用してるニャ」というメッセージ。Mother Nature Networkによれば、猫の体にはいくつか"腺"が集中している部位がある。
それは、体全体や頬、頭にあり、そこから出ている匂いを相手にこすりつけることで"家族の一員"として印づけを行っているという。
04.
ジーっと見つめてきた後に…
目をパチクリさせる。獣医のDr.Karen Beckerは、「これは人間にとって最も理解しやすい愛情表現のひとつです」と書いている。人間でたとえると「キス」と同じくらい強い表現だというから詳しく流れを覚えておいても損はなさそうだ。
まず、彼らはじっとあなたを見つめた後に瞬きをする。その後、目を大きく開き、ゆっくりと目を閉じて、開いて、を2度繰り返す。心当たりはあるだろうか?
05.
お腹を見せてゴロン
見るからに悩ましいこのポーズ。経験がある人も多いだろう。しかし、IHeartCats.comによれば、猫はそのほかの動物と同じように、無防備に誰かに腹部を見せるなんてことは通常しない。
つまり、これはあなたに守られていて、あたりが無害であると安心しきっている証拠なのだ。
06.
しっぽの先が曲がってる
しっぽの先も、あなたへの愛情が顕著に現れる部位のひとつ。
Catsterによれば、猫は幸せな感情を表現する際にしっぽをピクピクさせたり、ピンと立たせて先端部分を少しだけ曲げることがある。
一部では「ハッピーテイルダンス」なんて呼ばれているのだとか。
07.
噛み癖が治らない
Dr.Karen Beckerによれば、甘噛は猫同士の間ではごく自然に行われている愛情表現だ。
猫の肌は人間よりもタフにできているので、噛まれるとちょっと痛く感じるのは否めない。ただ、愛情表現だとわかってあげることが大切なのだろう。
08.
足に体をすり寄せてくる
前述したとおり、体の匂いを擦り付けようとする行為には深い愛情が込められている。
しかも、自分とは違う生物に体をすり寄せるという行為に一体どれだけの想いが込められているか、改めて心に刻もう。
09.
喉をゴロゴロ鳴らす
猫の行動分析の専門家であるAmy Shojai氏は、猫が喉を鳴らすのは歓喜の現れでもあり、小さく鳴っている時もあれば、ものすごく大きな音を出している時もあるそう。
どちらにせよ、あなたの近くで快適そうにゴロゴロと喉を鳴らしているようであれば、それだけ愛されていると思っておいてまず間違いないのだとか。
10.
追いかけてくる
部屋から部屋へと移動するごとに追いかけてきたり、テーブルを飛び越えてまであなたの元へとジャンプしてくるようであれば、明らかにあなたと一緒にいることを楽しんでいる証拠だ、とMother Nature Networkには書かれている。
特に、食事の時間と関係なくこの行動が現れるのであれば…。そういうことなのだろう。