イイ意味で裏切られる、ゴールドコーストの意外な3つのコト

海岸沿いにそびえ立つ高層ビルに、エメラルドグリーン色の海でライドするサーフィン。そして、ガッツリとかぶりつくオージービーフのステーキ。

「ゴールドコーストといえば?」と聞いたら、このようなイメージが頭に思い浮かぶのではないでしょうか。だけど、あまりフィーチャーされていないところも、意外とオモシロい。

この記事ではクイーンズランド州ゴールドコーストにフォーカスして、3つのポイントを紹介します。

01.
ゴールドコーストには
「世界最古の多雨林」がある

北から南に、東から西へ、とにかく面積が大きいオーストラリアにはいろいろな気候が存在します。ゴールドコーストから車で1時間30分くらいの場所には、“世界最古の多雨林”と呼ばれる「ゴンドワナ多雨林群」が広がっています。

このレインフォレストは、世界自然遺産にも登録されていて、1億3000万年ほど前からその姿を大きく変えてないといいます。だから、恐竜がいた時代から生息している動植物たちの存在も確認されるほど。

ちなみに、この「ゴンドワナ多雨林群」は先住民アボリジニの伝承における獣人「ヨーウィー」の生息地としても知られています。今でもこうした伝説が語り継がれるのは、太古の自然を肌に感じられるからなのかもしれませんね。

02.
波に乗らないアクティビティも
盛り上がってる

少しでもサーフィンに興味があるなら、ゴールドコーストにはサーフポイントが密集しているというのは知っていますよね。だけど、サーフィン以外のマリンスポーツをはじめにいろいろなアクティビティが楽しめるようになっています。

サーフィンはちょっと怖いという人にピッタリのSUPやビーチでリラックスしながらおこなうヨガ。

また、南半球に位置するオーストラリアでは4月以降が秋となるので、これからのシーズンはトレッキングやハイキングにも注目!例えば、先ほど紹介した「ゴンドワナ多雨林群」の中にある「ウーランビン国立公園(元マウントウォーニング国立公園)」では、大自然を味わいながらゆったりと登れるビギナー向けのハイキングコースもありますよ。ちなみに、ここはパワースポットとしても有名。

03.
お肉の印象が強いけど
オーガニックフードもオススメ

北米や西欧で盛り上がっているオーガニックフード。ゴールドコーストでも、当たり前のようにオーガニック野菜を使った料理やオーガニックワインが楽しめます。もちろんオージービーフのステーキは食べられるのですが、それだけじゃないというのがポイント。

余談ですが、1990年代からオーストラリア流の「和牛」も育てられています。ローカルの人は、よく外食のときにこの肉を食べるんです。

他にも見た目にまで気をつかったコーヒーを提供するカフェが増えてきています。なかでも、オーストラリアならではのフラットホワイトを忘れてはいけません。Billsのようなパンケーキを提供する場所もたくさん!

また、ゴールドコーストが所属するクイーンズランド州ではサトウキビの生産量が多く、ラム酒の製造は100年以上の歴史があります。日本では市販されていないので、お土産としてラム酒を購入する人も増えてきています。

結局、なんでもできる!

この記事ではあまり知名度のないゴールドコーストの一面を紹介しました。ビーチリゾートだけでなく世界最古の森もあり、サーフィンだけでなくトレッキングやハイキングも楽しめて、オージービーフのステーキ店だけでなくオーガニックフード店も増えています。

僕たちが思い浮かべるゴールドコーストよりも、かなり幅広いことを楽しめるのがゴールドコーストの「本当の魅力」なんです。