「イオン」、2020年秋より「LOOP」参画で容器の回収を実施
「イオン」は昨年12月6日、持続可能な社会を目指す活動の一環として、繰り返し使える容器(リユース容器)を利用したショッピングのプラットフォーム「LOOP(ループ)」に参画すると発表した。
「LOOP」は、国際的なリサイクル企業である「テラサイクル」が開発した仕組み。洗剤やシャンプー、食品などの容器を、ステンレスやガラスといった耐久性が高く再利用が可能なものに変え、廃棄物を削減するというもの。既に海外ではサービスが開始されており、日本でも今年中に展開をスタートする予定だ。
今回、イオンは2020年の秋より、LOOPのリユース容器を用いた製品販売、容器の回収を東京都の「イオン」「イオンスタイル」で始動。21年から全国に順次展開していく予定とのこと。
小売業としての「LOOP」への参画はイオンが国内初。
1991年からの「買い物袋持参運動」をはじめ、食品トレーやペットボトルの資源回収実施など積極的に環境保全活動に取り組んできた同社が、サステイナブルな社会の実現に向けさらなる一歩を踏み出す。
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