横浜市の「イトーヨーカドー」全店舗で「未使用食品の回収」を実施!
家庭で余っている食べ物を持ち寄って地域の福祉団体やフードバンクなどに寄付する「フードドライブ」。アメリカでは数十年前から盛んにおこなわれており、最近では日本国内でも関心を向ける市町村が増えてきた。
なかでもトップランナー的な存在といえるのが神奈川県横浜市。
食品ロス削減の取り組みの一環として、今年1月〜2月、市内の「イトーヨーカドー」全店舗で、同市内のフードバンク団体と連携してフードドライブを実施する。
去年の10月に洋光台店とららぽーと横浜店の2店舗のみで実施していたが、全店舗にまで範囲を広げることに。しかも、行政と民間がコラボレーションしての取り組みは今回が初。
桂台店と横浜別所店では実施済みだが、18日には11時〜15時に綱島店とたまプラーザ店で同時開催を予定。他店舗のスケジュールについても順次公表するという。
お米や小麦粉、インスタント食品、おかしや調味料といった「常温保存できて賞味期限が明記されており、2ヵ月以上残っているものや未開封で包装や外装が破損していないもの」が対象となっており、生鮮食品やアルコール類、冷蔵冷凍食品などの寄付は不可。
回収した食品は、フードバンク団体を通してひとり親世帯や福祉施設、子ども食堂などへ寄贈されるという。
回収してもらう側も提供してもらう側も、そして環境にとってもうれしい、このWin-Win-Winな取り組みが当たり前になった未来は、きっと明るいはずだ。
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