「BEAMS」の試着室が「乳がんの触診室」に!
来る10月は、乳がん検査の早期受診を呼びかける「ピンクリボン月間」だ。
日本各地でさまざまな啓発キャンペーンがおこなわれるなか、「BEAMS」では国内150店舗の女性用試着室に「自己触診ガイド」を掲出。
これは、乳房を意識した生活習慣“ブレストアウェアネス”に基づくガイドで、鏡の前で、自分で触りながらチェックできる内容なのだという。
店頭配布用のショッピングバッグには、リボンマークのチャームが付き、オンラインショッピングでは梱包にキャンペーンサイトのQRコードを印字したステッカーを同封。
公式ウェブサイトに関しては、オレンジ色のロゴがピンクリボンバージョンに変わり、サイト内には専門医と同社スタッフとの“ブレストアウェアネス”に関する対談コンテンツも掲載。
ブランドをあげてピンクリボンキャンペーンを実施するそうだ。
現在、日本人女性の約9人に1人が乳がんに罹患するといわれており、この割合は死亡率とともに年々増加傾向に。
そもそも、がんは“国民病”ともいわれる日常的な病。健康的な生活を心がけていたとしても、誰しもが発症の可能性を秘めている。
しかし、早期発見であればあるほど生存率は高まるとのこと。このキャンペーンが、より多くの人にとって、乳がんのみならずがん検査を受診するいいきっかけとなりますように。
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