「世界最大のNFTミュージアム」がマンハッタンに誕生!?
さまざまなアーティストや企業の参入が相次いでいる、NFTアート業界。
日を追うごとにシーンがますます加熱するなか、「グッゲンハイム パートナーズ」共同創設者であるトッド・モーリー氏が、世界最大級のNFT美術館をニューヨークに創設することを発表した。
と、これだけでも話題性のあるニュースだが、この美術館が入居予定となっているビルは、今年末に完成予定となっている、世界一細い超高層ビル「111 西57丁目」の内部。
セントラルパークの真横に位置しながら、「カーネギー・ホール」や「ニューヨーク近代美術館」に数ブロックでアクセスできるという、NY屈指の文化・芸術地区に、最先端のアート美術館が誕生するというわけだ。
美術館がどのような内容になるのかは、まだ明らかになっていないが、建物にはブロックチェーン技術に関連するほかの企業も入居予定とのこと。
モーリー氏は「このテクノロジーの象徴である建物は、新しいテクノロジーを発表するため場所として完璧です。この建物は、ニューヨーク市にいるすべての人々を、暗号通貨やワイヤレス取り引き、ワイヤレス通信へとつなげることになるでしょう」とコメントしている。
いまだ可能性の底がみえないNFTアートが、この場所でいかに表現されるのかに注目したい。
Top image: © Alexi Rosenfeld/Getty Images