世界最大規模の「屋内ファーム」が誕生。都市部にも新鮮な野菜を!

NYは「フードデザート(食の砂漠)」問題の影響下にあり、新鮮な野菜が手に入りづらくなりつつあると言われています。が、健康志向なニューヨーカーたちのニーズはますます加速。そんな中、屋内農園「エアロファーム」がオープンしたというニュースが話題に。

年間を通して栽培可能!
水の使用も95%削減できる

エアロファームでの栽培には、太陽光や土を一切使わない仕組みを導入しています。専用のプレートの中に苗を植え、栄養たっぷりのミストとLED照明を利用し、徹底管理した環境下で育てます。

垂直型の栽培で
省スペース&大量生産を

このプレートは垂直に重ねて並べられるため、スペースが限られている都心近くでも大量の野菜を栽培できます。収穫量はなんと、同じサイズの屋外農園の75%増。

サラダ用の野菜やケール、ハーブなどを育てる予定で、生産量の見込みは最大で年間200万ポンド(約90万kg)にもなるそうです。

CEOのデヴィッド・ローゼンバーグ氏は、「世界中の都市にこのファームを作ることが我々の使命だ」と語ります。目指しているのはあくまでも新しいインフラを作ること。

20、30、50箇所と、どんどん広めていくことが目標です。

暮らしている地域が生産地から遠ければ、当然新鮮な野菜が手に入りずらくなります。そんな悩みを「エアロファーム」は解決してくれるかもしれません。

Licensed material used with permission by AeroFarms
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。