店内で育てて販売する。「農場一体型」スーパー拡大中!
スーパーマーケットの店内で野菜を育て、収穫し、販売する。この流れを実現するベルリン発の都市型農場野菜のプラットフォーム「Infarm(インファーム)」が、今月から東京都内の3店舗での展開をはじめた。
「インファーム」は、都市圏の多くの場所で組み立て式のファーム(畑)により、都市生活者に提供する新鮮な農作物の栽培を可能にするプラットフォーム。
© Infarm/Toru Hanai
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今月19日から「紀ノ国屋インターナショナル」(青山店)、23日には「Daily Table KINOKUNIYA 西荻窪駅店」、26日には大規建替えしたばかりの「サミットストア五反野店」にて導入され、アジアで初となる「インファーム」の店舗展開をスタート。
展開内容は各店でそれぞれとなるが、バラエティに富んだハーブや葉物野菜などが、店内で育てられ、そのまま直産のかたちで販売される。展開は、今回の3店舗に加え、2021年4月までに首都圏で拡大される予定とのことだ。
生産から消費までの距離がなくなり、新鮮さだけでなく輸送コストのカットでカーボンオフセットなどにもつながる取り組み。TABI LABOでも以前から紹介しているように、都市部でのこのような“緑”の広がりは、ますます加速していきそうだ。
© Infarm/Toru Hanai
Top image: © Infarm/Toru Hanai