ニューヨークの川に浮かぶ「大きな野菜畑」で、食について考える

食料を自給自足するのではなく、他の地域からの輸入に頼っているニューヨークで暮らす人々に、どうやって野菜やフルーツが育てられているのかを知ってほしい

アーティストのMary Mattinglyさんはこう語り、船を改造して大きな庭園を作ることにしました。さて、この船はどうやって彼女の願いを叶えるというのでしょうか?

土地に余裕がない
ニューヨーク事情

ニューヨークといえば、世界一の経済都市といっても過言ではないほど。たくさんの人が暮らしており、土地は限られています。野菜やフルーツを育てる場所が少なく、農業経験がある人は少ないかもしれません。

Maryさんはこういった状況を理解しながらも、伝えなければいけない大事なことがあるという使命感を捨てることはありませんでした。諦めずに方法を探っていたところ、目をつけたのは川。そして、作り上げられたのが菜園をのせた船「Swale」でした。

やっとの思いで絞り出したこのアイデア、法的にも問題はないと彼女は言います。

食べ物を気にすることで
見えてくるものがある

では、船の上ではどんなことができるのでしょうか?

入場料などのお金を払う必要は一切ありません。スタッフが中を案内してくれるだけでなく、実際に育てられている野菜やフルーツを食べることもできるそうです。もちろん、育て方も教えてくれます。

この船が完成してから約1年半、1日に平均にして約500人の来場者がいて、60の学生グループの移動教室先としても選ばれたとのこと。

これまではブロンクスに停泊していることが多かったそうですが、2017年の目標は他の地域にも訪れることだそうです。

自分が口にするものがどのように育てられているのかを理解してもらうだけでなく、水質や土壌は味に影響するのか、という新しい疑問を持ってもらう意図もあるのかもしれません。

Licensed material used with permission by Swale
最初にビルの屋上でマイクロファームを始めたのは、ニューヨークだっただろうか。2010年代に入って、都心における農業が注目された。そして今、世界的に注目を集...
みなさん、どうやって野菜を切っていますか?まな板に乗せて、流れ作業のように包丁をザクッザクッ。その切り方、ちょっと待って!
2016年夏、NYの港に登場する予定のこちらの船は、「Swale」と呼ばれるプロジェクトの一環。船上に設置されるのは小さな森のような施設で、新鮮な野菜やフ...
「畑にパンツを埋めてください」。フランスの農業会議所が農家に指示した内容は、とっても興味を引きます。今日(5月27日)から6月2日までにパンツを埋めて、8...
ただ「食べ物」ととらえるのではなく、少し見方を変えてみれば、鮮やかに色をつける野菜たちの美しさに少し気づくことができる。
冷凍しておくと保存期間が延びて便利なのですが、冷凍すると食感が変わってしまうというデメリットも。しかし、冷凍することで逆に味がしみやすくなったり柔らかくな...
農業ブームなんて言葉もありましたが、いまだに「大変そう」「汚れそう」といったイメージを持っている人も多いかもしれません。でも、そういったイメージを覆して「...
あこがれの街。
有機、無農薬、オーガニック…いづれも後ろにつく語句は野菜や栽培など、食と深く関わるものばかり。カラダに良いというイメージはあるはずです。では、それらの違い...
ニュージーランド航空の特別機内食。たまにはこんなスペシャルなミールはいかがでしょう?
「StixFresh」を貼っているか、貼っていないか。たったそれだけの違いで、野菜やフルーツの鮮度や食べごろが最大で2週間も変わります。
ハドソン川沿いで今、ニューヨーク最大規模と言われる再開発が話題となっています。それが「ハドソンヤード」。注目を集める一方で、地元住民は複雑な思いを抱えてい...
春は、人間にも虫にも動物にとっても気持ちがいい季節。それは、これらの野菜も同じ!みずみずしくて甘みを抱いたこの野菜たちを、早速今晩いただきましょう!
ここで紹介する「Farm.One」は野菜を栽培する農場です。前身はサイクリングフィットネスが体験できるジムでした。ギャップがありますね。
料理の手順でおっくうなのが、野菜の皮むきだっていう人、意外に多いんですよね。では、このむき方ならどうでしょう。そもそも包丁を使わないって、驚きでしょ?
国連食糧農業機関(FAO)が、増え続ける人口による食糧危機を乗り越えるために注目している「昆虫食」。それが楽しめる自動販売機が熊本に設置されました。
アルゼンチンでスーパーマーケットを展開するVeaが、「子どもの野菜嫌いをなんとかしたい」という親の願いを叶えるために作った「Veggie Hacks」。コ...
2015年にニューヨーク5番街にあったフラッグシップ店が惜しまれながら閉店。この度ロックフェラープラザにカムバックです。あの巨大鍵盤「THE BIG PI...
「庭園と図書館さえあれば、あなたに必要なものはすべて揃っている」とは、かの有名なキケロの言葉ですが、まさに「畑」を使うことで、地域の生活の質を向上させよう...
包丁も不要の食べきりお手軽サラダ。しかも栄養たっぷり。