エナジードリンク漬けだった高校生が、食についてマジメに考えた。

ぼくは、デブだった。健康な食事のことなんて考えたことがなかった。でも、どうしたら変われるのか知らなかったんだ。そして、食を学ぶことにした。

これは、「食べる」を考え始めたらいろいろなことが変わった、という元男子高校生の話。具体的に何がどう変わったのか。彼の実体験を「Jukin Media」の動画から紹介します。

高校時代は
エナジードリンク漬け

ぼくは誰からも好かれていなかった。ジャンクフードを食べ続け、一時的な快感を感じてはいたけど、すごく落ち込んでいた。自分の見た目や、不快感をどう変えればいいのか知らなかった。

食べることが大好きだけれど、健康的な食について何も知らなかった。学校へ行っても、エナジードリンクとばかり付き合っていた。1日に1リットルくらい飲んでいた。最悪の習慣だった。集中できないわりに、体重は増えていった。

卒業したとき、自分の姿や不快感に加えて、慢性的な疲労にもがっかりしていた。だから、変えなければいけないと思った。毎日気分が悪かった。だから、学ぶことにした。

料理こそシェアしたいもの

友だちや家族と、料理をはじめた。

食べ物がどう機能するのかを、一緒に考え始めた。男が料理下手だというイメージだって壊したかった。今って、料理をする時間がなかなか取れないような忙しい時代だけど、その価値への理解はまだまだ不十分。

料理こそ、社会性があり、シェアするべきアクティビティだ。

ぼくは、もっとみんなと料理がしたい。そのための時間をつくりたい。

野菜が好きになった理由

ぼくの家族は、肉食を減らすためにニワトリを飼いはじめた。そして、そのための料理を学んだ。材料がどこからやってくるのかを肌で感じると、その価値がもっとよくわかるようになる。

チキンナゲットが10ピースもあれば、少しは豪華な気分を味わえるかもしれない。でも、元を辿れば豪華すぎることに気づく。そうしてぼくは、野菜を好むようになった。

このほうが何百万倍もいい。料理をしていると心が落ち着く。セラピーみたいだ。フレイバーを変えてみたり、チャレンジだってできる。そうしていくうちに、自分自身のことを愛せるようになっていった。

食を学ぶだけで良かった

ただ、食を学ぶだけで良かったんだ。いまだってすべてを悟ったわけじゃない。でも、それがいいところでもある。あなたにとって「食べもの」ってどういう意味があるだろう?

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。