16歳未満への「エナジードリンク」の販売が禁止される可能性【ウェールズ】
勉強中や疲れたときなどにエナジードリンクを飲む学生には、大ダメージか——?
イギリスのウェールズで、16歳未満の子どもへのエナジードリンクの販売禁止が提案された。目的は、子どもの肥満問題を解決するため。
イギリスでは、じつに4人に1人が小学校に入学するころには肥満体型らしい。また、10代の多くは毎週エナジードリンクを飲む習慣があるとのこと。
肥満は、ガンや心臓病などを引き起こす可能性があるとされている。若年層の健康を維持するために、ウェールズ政府は今回の提案を打ち出したんだそう。
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この案に対して、10代の子どもたちからはさまざまな意見が出ている。
「少しやり過ぎ」「16歳以上にも不健康のはず」「禁止ではなく、健康についての正しい知識を教えてほしい」「禁止するだけでは肥満問題は解決しない」など、反対意見や代替案が多く見られた。
たしかに、子どもたちの意見はもっともだろう。
ちなみに、イギリスでは2018年に18歳未満へのエナジードリンクの販売を禁止するプランが提案されたが、却下されている。
さて、今回の法案はどうなるだろうか——?
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