完全なプライバシーが保てる、新しい「ライドシェア」コンセプト

イギリスの世界的なデザインスタジオ「Seymourpowell」が、新しいライドシェアコンセプト「Quarter Car」を設計。彼らがフォーカスしたのは、ライドシェアの利用乗客にプライバシーを提供すること。

ドライバーレスで走る「Quarter Car」の室内は、調整可能なパーテーションで4つのコンパートメントに分割されており、それぞれにビジネスクラス仕様のシートが設けられている。空気力学的にはマイナスとなる箱型のエクステリアも、スピードよりスペースを優先して最大の体積を実現するためだ。

パーテーションは上げ下げが可能で、友人・カップルであれば対面や隣同士、グループならば全席を仕切りなく“自分たち”の空間として利用が可能。これならば、目的地に着くまでの時間をほかの乗客の乗り降りに邪魔されることなく過ごせ、ライドシェアの難点を解消してくれる。

また、自動車の利用が都市の環境にプラスになることも考えられている。持続可能なエネルギーで動くEVというだけでなく、この車両が移動するとスマートな空気ろ過と炭素回収装置により有害な汚染物質を除去すると同時に、空気の品質のデータを収集して環境改善に役立つようになるというのだ。

実現にはまだ法的なハードルもたくさんあるが、こんな「相乗り」なら進んで利用したくなる魅力的なアイデアといえるだろう。

© 2020 seymourpowell
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© Seymourpowell / Vimeo
Top image: © 2020 seymourpowell
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