世界初「気候に中立な大型アトラクション」とは……?
オランダ企業4社の集うコンソーシアムが世界初となる“気候に中立な大型アトラクション”をデザインした。
「Spiral Tower」と名付けられた建造物には、ソーラーエネルギーと風力を利用して動くユニークなアトラクションが併設され、さまざまな都市の新たなランドマークとなることが期待されているようだ。
タワーは垂直型の庭園を主とした構造となっており、先端には都市型の風車が設置。革新的な構造による省エネと自家発電での“カーボンフリー”を実現している。
最大12人が搭乗可能なキャビンは、魔法のように上下動し、10分程度で地上と上階を結ぶという。
なお、設計にあたっては、ロンドンの観光名所「ロンドン・アイ」から大きな着想を得たとのこと。英国でもっとも人気のある観光名所のひとつを、先端技術を駆使し、エネルギーに依存しない設計にアップデートしたとデザインチームは語る。
気候変動が問題となるなかで、サステイナブルな視点からの都市開発が求められてる時代。このようなランドマークが溢れた世界は、とても気持ちがよさそうだ。
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