ニューヨーク州が「ペプシコ」を提訴。背景にあるのはバッファロー川のプラスチック汚染問題

ニューヨーク州が、「ペプシコ(PepsiCo)」を提訴。背景にあるのは、バッファロー川の汚染のようだ。

同州によると、バッファロー川にあるプラスチックごみは「ペプシコ」のものがもっとも多いらしい。なんでも、2位にランクインした「マクドナルド」の3倍の量だという。

提訴した同州司法長官Letitia James氏は、「全ニューヨーク市民が持つきれいな水を使う基本的権利を、ペプシコは脅かしている」と主張。同州は「ペプシコ」に対し、損害賠償やプラスチックを使用した製品の販売停止などを要求しているようだ。

「France 24」の報道によると、一方の「ペプシコ」は今回の件に対し、「透明性を持ってプラスチックごみの削減に真剣に取り組んでいる」と反論しているらしい。

プラスチックごみ問題は消費者や廃棄物収集業者などにも原因があるとも考えられるため、メーカーのみが批判の的となった今回の件は賛否両論あるだろう。

ただ、メーカーへの提訴というアプローチを取らなければならないほど、プラスチックごみ問題は深刻化しているのかもしれない。

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