新しい「南極旗」。その意味するところがわかりますか?

南極大陸には、正式な国旗はない。

しかし、環境問題の深刻さを伝えるため、新たな「南極旗」が提案された。

プラスチック汚染問題
その深刻さを訴える旗

NGO団体「Agenda Antártica」が提案するのは、南極が海洋プラスチックに汚染されている現状をイメージした旗。南極大陸に斑点模様をつけることで、プラスチック汚染問題の深刻さを伝えているという。

© agendaantartica/Instagram

この旗は、生物学者のGraham Bartram氏によって考案された南極旗をベースにしたデザイン。定住者がいない南極にすらマイクロプラスチックが存在している事実を、旗を通して伝えることが狙いなんだそう。

© flag_posting/X

手付かずの自然は
もう、地球上に存在しない…

ニュージーランドのカンタベリー大学が、南極大陸におけるプラスチック汚染を調べるため、19ヵ所から雪のサンプルを採取する調査を実施。その結果、雪の中に平均29個ものマイクロプラスチックが含まれていたそうだ。

南極という地球上でもっとも自然な環境に近い地域においても、マイクロプラスチックがあるということは、プラスチック汚染問題は地球規模で広がっていると考えられるとのこと。この問題を解決するためには、地球全体でプラスチック使用量の削減や廃棄物の管理に取り組む必要があるという。

ちなみに、ベースとなった旗で南極大陸が白く描かれている理由は、南極がどの国の領土にも属さない中立地域だからだとされている。世界各国が当事者意識を持ち、協力し合って問題の解決を目指す必要があるはずだ。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。