使われない200以上の絵文字。「旗の絵文字」の行く末

4月4日から7月31日まで、絵文字の国際規格管理団体「ユニコードコンソーシアム」が「Emoji 16.0」への提案を受け付けると発表した。しかし、その中で「旗の絵文字」に関する内容だけは受理しないという。

というのも、およそ3600種類の絵文字のうち200以上を占め、旗の絵文字は最大のカテゴリーであるにもかかわらず、他と比べて使用率が極めて低いから。使われない絵文字を新しく追加しても特に意味はないと、ユニコードコンソーシアムは考えているようだ。

また、地理的に認められた地域は5000以上もあるが、特定の地域を追加せず異なる地域を追加すると、平等を実現できないとも考えているとのこと。

今後は「国連に認められた」など、正式に国家の独立が受理された場合にのみ、新しい絵文字が追加されることになるそうだ。

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