「絵文字を使いすぎないほうがいい」のはどんなとき?
顔が見えないテキストのみの会話で、“絵文字”を使って感情を伝えるのは、今や常識。
しかし、大量に絵文字を使われることで、困っている人がいるようだ……。
マイクロブログサービス「Tumblr」を利用するユーザー名「actuallyblind」はこんな投稿をした。
「視覚障がいを持つ友人がいる人にちょっとした助言:テキストの途中でとんでもない量の絵文字を使用するのはやめて。読む気がなくなるから」
actuallyblindによると、その理由は......
「絵文字が大量にあると、たとえば“face with tears of joy”って言葉が何度も何度も聞こえて、本当に伝えたいことがわからなくなる」
......なのだとか。
視覚障がいを持つ人は、音声を読み上げるサービスを使用することで、オンライン上のテキストやメッセージを理解する人が多いらしい。
しかし、音声は絵文字の詳細まで読み上げてしまうことから、大量の絵文字が続くと、繰り返し読み上げられ、テキストが何を意図しているのか、理解することが難しくなってしまう。
ちなみに、最近の絵文字は肌の色などカラーを変えることができるが、なんとそれすらも音声によって読み上げられてしまうのだとか。
「知らなかった…」という人は、時と場合によっては、絵文字の使う量を調整してみて!
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