農薬の代わりに「花」を植えたほうがいい理由とは?

農家の人たちは農薬を使う代わりに、花を植えた方がいいかもしれない。これは、フードエディターのWilly Blackmore氏の意見だ。
Blackmore氏が「TakePart」で書いた害虫を減らすために花を植えることのメリット。これを読めば、その真意がわかるはず!

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書籍「Agriculture, Ecosystems, and the Environment」では、農地に花を植えることの素晴らしい効果を伝えている。農作地を美しく彩るだけでなく、ミツバチを育て、農薬の量を減少させることにつながるというのだ。

カリフォルニア大学バークレー校の研究者たちも、同意見。研究者たちは、カリフォルニア州特有の植物を同州ヨロ郡の農地に沿って植えた。ヨロ郡は、アブラムシなどの害虫が大量にいることで有名な地域。
彼らは2年間、雑草をそのまま生やした農地と、生け垣をつくり花を植えた農地とを比較した。その結果、花を植えた地域にはより多くのハチが生息していることが判明。さらに、てんとう虫やクモなど害虫の天敵も増えた。研究者は次のように伝える。

「農地に花を植えることは、景観をよくするだけではなかった。害虫の天敵を増加させることにつながったのだ」

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花が植えてある生け垣から、およそ半径200メートルの範囲で害虫が減少したという。さらにホコリを抑え、肥沃な土地にしてくれる効果も期待できるとか。

この研究は、セアノサスやカリフォルニアソバ、メキシコのニワトコなどの作物でも行われた。生け垣を設けた農地では、激しい雨や干ばつになっても生き残ることができたという。

当然、花を植えるコストは農家にとって頭が痛い問題。直線30cmあたりに、4ドル(約500円)ほどかかるのだ。しかし、カリフォルニア大学が公表した論文の中では、長期間の投資と考えれば安いと指摘する。

なぜなら、生け垣が育てば農薬のコストが抑えられ、何より農家の人が働く時間を縮小できるから。さらに、植えてある花がミツバチを育ててくれるため、わざわざ巣箱を買う必要もなくなる。

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ネズミやリスなどの動物にも注意が必要だ。生け垣を作らず、農地に沿って何も植えなければ、こういった動物が侵入する可能性が高まる。すると、野生動物が持つ大腸菌などのバクテリアが、作物に伝染することにつながる。最新の研究では、食品安全性を確保するため、農地に沿って植物を植えることを推奨している。

農業を研究しているLeopold Centerによると、トウモロコシ畑の中心に土地特有の植物を植えることで、水の流出を抑えてくれたという。

Licensed material used with permission by TakePart
Writer : Willy Blackmore

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