プラスチック使用量50%削減!「紙素材のパッケージ」が開発された
廃棄プラスチックによる海洋汚染問題を受け、環境負荷を低減するパッケージに注目が集まるなか、印刷会社大手「凸版印刷」が新機能パッケージを開発した。
時系列に沿って説明しよう。
同社は昨年4月、従来のラミネートチューブよりも胴体フィルムの厚みを薄くすることにより、内容物の絞り易さに加えてプラスチック使用量を30%削減する「チューブなパウチ」を発表。
そして、1年後の今年4月、新たに登場したのが「チューブな紙パウチ」だ。
中身を絞りやすい・絞り切れるといった「チューブなパウチ」が持つ機能性を維持しながら、胴部に紙素材を使用することで、プラスチック使用量をさらに削減(50%)。より一層の省資源化を実現した。
同社は本製品の開発を進め、2020年度中に本格的に販売を開始する予定。食品、トイレタリー、医薬分野に向けて、関連受注を含めて10億円の売上げを目指すという。
消費者にも、環境にもやさしいパッケージ。あなたが手にする未来も、そう遠くはないかも?
© 凸版印刷株式会社
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