デパ地下のお惣菜「リユース可能な容器」で販売
デパ地下にもサステイナブルの波。
「日本橋三越本店」本館地下1階食品フロアの一部ショップにおいて、今月末の28日(日)まで、リユース容器を使った惣菜の販売を実施している。
これは、東京都が推進するプラスチック削減の取り組みに株式会社三越伊勢丹(以下、三越伊勢丹)が小売業としてトライアルをスタートさせたもの。
小分けされたサラダ、揚げ物、煮物。100g単位の「ちょっとだけ」だったとしても、デパ地下の惣菜といえば、プラスチック容器。持ち帰ればお皿に盛り替えるわけで、あとはゴミとして捨ててしまう。それが当たり前に思えてしまっていたけど、考えてみればもったいないハナシ。
ワンウェイ(使い捨て)文化からどう抜け出すか?
そこで、三越伊勢丹は、テラサイクルの容器再利用事業「Loop」が進める「Takeout Bento Project」に参画。リユース容器を活用したビジネスモデルのトライアルに乗り出したというわけだ。
©株式会社 三越伊勢丹ホールディングス
惣菜コーナーにて、リユース可能な容器での惣菜購入を希望した場合、専用リユース容器に商品を詰めて持ち帰る。後日、容器を店舗に持参。「Loop」が店舗より容器を回収・洗浄したのち、店舗で再利用されるという仕組み。なお、リユース容器にはデポジット代330円が必要となる。
たしかに手間は増える。それでも、未来に向けて持続可能な社会をつなぐには、企業だけの努力では成り立たない。消費者にだって当然、努力が求められる。
そう考えると、やがてはマイバッグのようにマイ容器持参なんていう日が来てもおかしくない。アノ超人気ラーメン店の一部で鍋を持参してテイクアウトしてもらうように?
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