【アニエスベー】海洋プラスチックごみについて考える展示会を開催中

ファッションブランド「アニエスベー」が東京・青山のアニエスベー ギャラリー ブティックにて『誰がマイクロプラスチックを食べているの?』展を開催中。会期は9月29日(日)まで。

現代において、大きな環境問題の一つとなっているのが、海洋プラスチック。

プラスチックの大量生産が始まった70年前から現在に至るまで、海に流れ出たプラスチックごみの行方は、ほとんどが解明されていない。

海洋プラスチック問題の
実情を展示を通じて公開

©アニエスベージャパン株式会社

プラスチックの大量生産が始まった70年前から現在に至るまで、海に流れ出たプラスチックごみの行方は、ほとんどが解明されていない。が、その特性上、プラスチックは腐ることがなく半永久的に地球上のどこかに存在し続けると考えられており、海にある一次マイクロプラスチック(製造段階から5mm以下のプラスチック)のうち、約35%がマイクロファイバーだと言われている。

アパレル産業も大きな責任を負っている──アニエスベーはそう考えている。

同展では、日本沿岸のマイクロプラスチック汚染に焦点を当てたプロジェクト「Tara JAMBIO」による、3年にわたる調査で採取したマイクロプラスチックのデータを展示。

アニエスベージャパンが「タラ オセアン ジャパン」およびパートナー企業と共同で実施しているビーチクリーン活動を通じて、普段は見えない、あるいは見えないふりをしている、そして本当に見えなくなってしまったプラスチックごみの存在を可視化し、海洋プラスチック問題について考察していくという内容だ。

いま、マイクロプラスチックが海洋生物や人体に与える影響については、世界各国で研究が進行中。だが、手遅れになる前に行動を起こす「予防原則」の視点から、来場者にもそれぞれの考えを共有してもらいたい。同じ展示会には、そんなメッセージが込められている。

『「誰がマイクロプラスチックを食べているの?」展 』

【会期】2024年7月27日(土)〜 9月29日(日)
※月曜日休廊(9月16日、9月23日は開廊)
【会場】アニエスベー ギャラリー ブティック
【所在地】東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2F
【時間】12:00〜19:00
【料金】入場無料
【公式ページ】https://www.agnesb.co.jp/news/tara_exhibition/

Top image: © アニエスベージャパン株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。