「仮想世界」がテーマの展示会、ロンドンのギャラリーで開催中

ロンドンの「The Photographers' Gallery」で、仮想世界をテーマにした展示会『Between Worlds』が開催中。インターネット誕生以降のバーチャル世界の歴史をたどれるらしい。

オンライン空間変遷の歴史がここに

Habitat © 1986 LucasArts Entertainment Company

同展示会は、1985年に誕生したRPG『Habitat』や2000年代にブームとなった『Second Life』、ビデオゲーム『World Imagining Game』などを通じて仮想世界の発展や変遷を伝えているとのこと。

それぞれの時代でオンライン空間がどのように構成されてきたかを観察できるそうだ。

Second Life (still), 2023, Courtesy of The Photographers’ Gallery
World Imagining Game (production stills). Courtesy The Photographers’ Gallery with Benjamin Hall and Frances Lingard, 2023

また、展示会は「仮想世界は誰が誰のために作るのか?」「もしインターネット上の世界がなくなったら、ユーザーやコンテンツ、文化はどうなるのか?」などを考える場でもあるんだそう。

この問いには、デジタルが当たり前となった現代を生きている私たち一人ひとりが向き合う必要があるのかもしれない。

Preserving Worlds (still from Season 1, Episode 6: Second Life). © Derek Murphy and Mitchell Zemil, 2021-2023
World Endings (still from Club Penguin). Video courtesy Drivr3joe / YouTube, 2017/2023

『Between Worlds』は、9月24日まで開催予定。もしロンドンに行く機会があれば、ぜひ足を運んでみてはいかがだろう?

展示会の詳細はこちらから。

Top image:Habitat © 1986 LucasArts Entertainment Company
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。