バンクシーの壁画、壁ごと切り取りアートギャラリーに売却

覆面アーティストのバンクシーの壁画作品「フラフープの少女」が、壁ごと切り取られ、アートギャラリーに売却された。

この作品は、10月にイギリス・ノッティンガムの住宅街に突如現れたストリートアート。タイヤをフラフープにして遊ぶ少女の近くの電柱には、後輪が外れた自転車が立てかけられている。この自転車は作品と同時に現れたらしい。

Instagramでバンクシー自身が作品を発表してからは、写真撮影に並ぶ人が殺到。そんな人気のバンクシー作品が壁ごと取り外されたわけは?

© banksy/Instagram

作品の購入者でギャラリーのオーナーであるJohn Brandler氏は、作品購入に「6桁の金額」を支払ったそう。Brandler氏は「ノッティンガム市議会」が取り付けたプラスチックカバーにより湿気が籠ることで、作品が損傷することを危惧。購入したことで作品を安全に保存できるようになると主張している。

同氏は2019年にもバンクシーの作品を購入。以前、バンクシーの作品を同様に壁から取り外したことのある「専門的な業者」に依頼し、現在はスコットランドで修復中とのこと。保存だけでなく、今年の後半には展示もおこなう予定なのだとか。

なお、世界中のサイクリストから高い人気を誇る「Raleigh(ラレー)」など、ノッティンガムが誇る自転車の製造産業という背景も含まれた作品であることから、この壁画の取り外しには賛否両論があるようだ。

Top image: © iStock.com/BorisRabtsevich
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