環境負荷を軽減!羽田空港の「新しいショッピングバッグ」がスゴい

3月29日、羽田空港で新たなショッピングバッグの使用が始まった。

「Bio LIMEX Bag」と呼ばれるこのバッグは、石灰石と植物由来樹脂を主原料とし、紙やプラスチックの代替となり得る新素材「LIMEX」でできたもの。

従来のプラスチック製ショッピングバッグから切り替えることで、石油由来プラスチックの使用量を年間約462トン、二酸化炭素の排出量(※1)を約1,114トン(杉の木12万6568本の1年間の吸収量に相当 ※2)削減できると見込まれている。空港への導入は、今回が日本初だ。

世界各地でプラスチック規制の気運が高まるなか、Bio LIMEX Bagは、昨年開催されたG20大阪サミットの運営品として採用された実績がある。

現在は、ソフトバンクショップや森美術館のミュージアムショップなどへの導入が進むなど、世界中からの引き合いはなんと500件以上。その高い環境性能に大きな注目が集まっている。

※1/ある製品の原材料調達から製造、流通、処分(焼却)までの工程における、気候変動への影響(CO2などの温室効果ガス排出量)や資源消費への寄与度などを算定するLCA(ライフサイクルアセスメント)を用いて算出

※2/出典:林野庁HP「地球温暖化防止に向けて」を元に換算

羽田空港 Bio LIMEX Bag
© TBM
羽田空港 Bio LIMEX Bag
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