「ソニー」が開発したのは、まさかの......紙!
「ソニー」が、環境に配慮したサステイナブルな紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」を開発したと先月発表した。
原料となるのは、産地を特定した竹やさとうきび、市場回収したリサイクルペーパー。耐久性や強度の高いリサイクル可能な紙素材で、プラスチックを一切使用していない。
©2021 Sony Corporation.
竹は、短期間で成長する植物であり、必要な分を選定して伐採し、竹山全体に持続可能な育成サイクルを生み出し、自然への影響を軽減。さとうきびは、砂糖を生成する過程で残る搾りかすを使用し、今回の素材原料に採用することで、リサイクル可能な循環型資源として活用している。
©2021 Sony Corporation.
このたび「ソニー」は、この素材を完全ワイヤレス型ヘッドホン「WF-1000XM4」のパッケージに採用。リサイクルペーパーの素材を活かして無着色で使用することで、ユニークな風合いに仕上げている。
同素材を使用したパッケージは、分別せずにほかの紙類と一緒に回収に出すことが可能なため、リサイクルのしやすさにつながる点にも注目。
この「オリジナルブレンドマテリアル」は、今後も商品パッケージへの使用が進められるとのことだ。
©2021 Sony Corporation.
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Top image: © 2021 Sony Corporation.