ハインツ、「紙製のケチャップボトル」開発に着手。
ボトルの選択で、未来は変わる。
大げさに言えば……ではあるが、逆さボトルのケチャップでおなじみ「クラフト・ハインツ」が、プラスチックフリーなボトルを英紙製ボトル製造企業「パルペックス」と共同で開発することを発表した。
新たなボトルは、リサイクル可能な100%紙製になる予定。なんでもソースブランドとしては初の試みとなるらしい。
©THE KRAFT HEINZ COMPANY
持続可能な紙製ボトル、使用後は簡単にリサイクルできることが期待されているだけでなく、包装廃棄物の削減にも貢献できる。
また、ハインツは2025年までにすべてのパッケージをリサイクル可能、再利用可能、または堆肥化可能なものにすることを公言。その第一歩として、味だけを追い求めるのではなく、環境への配慮と持続可能な取り組みに力を入れていく姿勢を表明している。
世界中で愛され続ける“ロングスタンダード”が、いよいよ未来へつながるアクションに乗り出した。老舗メーカーが環境保全にどう次なるアプローチをかけてくるのか、今後も注目だ。
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