ソニーが12年ぶりにポータブルデバイスを発表

2019年の「PS Vita」の生産停止をもって、ポータブル機から撤退していた「ソニー」。

「PlayStation 5(PS5)」の登場に伴ってしばらく開発はされないかと思われたが、先日開かれた「Playstation Showcase」にて、新型のポータブル端末がお披露目された。

公開された新端末は、中央のディスプレイを挟む形のデュアルショック(コントローラ)、ポータブル機にしてはやや大きめのサイズ感……。

見るからに「Nintendo Switch」の形状。

とは言うものの、これはSwitchや「Steam Deck」に対抗して開発しているものではなく、純粋なPS5のリモートプレイ用端末だそう。Wi-Fi経由の同期によって、PS5にインストールされているソフトのみがプレイできるというものだ。

値段や端末の名前は未発表で「Project Q」と呼ばれる計画だけが明かされる形に。ソニーは近日中に詳細を発表し、今年中に発売を開始するとしている。

結局のところ、(ようやく供給が追いついてきたばかりの)PS5を持っていないユーザーにとっては、“無用の長物”というわけだが、果たしてどれほどの需要があるのか。

詳細公開後の反応に注目だ。

© PlayStation/YouTube
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