Apple、2025年までに100%リサイクルのコバルトを使用することを発表
4月13日、Appleが2025年までに自社で製造する全ての製品の電池に、100%リサイクルのコバルトを使用すると発表した。
そもそもコバルトは、リチウムイオン電池に使用される原料のひとつだが、その採掘に児童労働や強制労働が関わっていることもあり、持続可能な解決策を見つけ出すことが求められていた。過去にはコンゴ民主共和国における労働問題で、大手企業が非難されたこともある。
こうした世の中の流れを踏まえて、Appleはリサイクル素材を使用することを決断したのだろう。ちなみに、2022年のリサイクルされたコバルトの使用率は25%で、その前年と比較して13%増加しているとのこと。
また、Appleは同社製品の磁石にはリサイクルのレアアース、プリント回路基板にはリサイクルされた錫はんだと金メッキを使用するとも発表している。
Appleのような大企業が率先して資源の再活用を進めることは、きっと業界に大きな影響を与えに違いない。
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