GAFAの一角が動き出す。Amazon、2025年までに100%達成へ
GAFAの一角である「Amazon」が驚異の速さでカーボンニュートラルの実現に向けて歩んでいる。
2025年までに活動の100%を再生可能エネルギーでまかない、2040年までにネット・ゼロ・エミッションを達成と、当初の目標よりも期間を短く設定した。
その理由は、パリ協定より10年早く2040年までに炭素をゼロにするという約束である「The Climate Pledge」を達成するための取り組みを前進させるためだとか。
今後、すべてのプロジェクトが稼動すると、年間42,000ギガワット時(GWh)の再生可能エネルギーを生産する見込みで、これは米国390万世帯の年間電力量に相当する電力量になる。
また、生成されるカーボンフリー エネルギーは、年間1730万トンの二酸化炭素排出を回避することに貢献。これは米国で年間370万台以上の自動車が排出する量に相当するらしい。
毎日使う電気をカーボンフリーな電力に置き換えることで、サービスの電気代コストを下げるだけでなく、気候変動への影響を強化することもできる。
環境問題は止まることがない、だからこそそこに挑み続ける大企業による快進撃に今後も目を離せない。
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