フィンランド「排熱を暖房として活用」しようとしている

冬場に熱を持った電化製品を触って「あたたかい……」と癒された経験、1度はあるのではないだろうか?

じつは、フィンランドがそれに似たようなことを本格的に導入しようとしている。

フィンランドの電力会社「フォータム(Fortum)」は、「マイクロソフト」のデータセンター2か所から放出される熱を暖房として再利用する計画を発表した。ヘルシンキ周辺の家やオフィスが対象とのこと。

このプランがうまくいけば、CO2の排出量を年間でおよそ40万トン削減できるんだって。

© FinEmbAthens/Twitter

また、マイクロソフト自体も再生可能エネルギーの活用を目指すらしい。サーバーを冷却するときに発生する熱を再利用できるような場所を選んで、新しくデータセンターを建設するという。

環境にやさしいフィンランドの暖房システム。身体だけでなく、心まであたたまりそう——。

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