森林保全を“やりたいこと”に変える観葉植物「MODORINAE」。企業向けサービスを開始

森林保全を、“やらなければいけないこと”から“やりたいこと”に変えたい──そんな想いから生まれた観葉植物「MODRINAE」

昨年「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングを実施、137%の達成率で無事一般販売となった、同プロダクトの企業向けサービスがスタートした。

©株式会社ソマノベース

手がけたのは、「土砂災害による人的被害をゼロにする」をビジョンに掲げ、山林活用支援を軸に事業展開する和歌山県・田辺市の「ソマノベース」。

平成最大の土砂災害といわれる2011年の「紀伊半島大水害」をきかっけに設立した企業だ。

©株式会社ソマノベース

このMODRINAEは、購入すると名前のとおりの状態で届く。それを室内で観葉植物として育て、1年後に返送。すると、和歌山県での植林に活かされ、直接的に森林保全に貢献できる、という仕組み。

森林や環境、SDGsについてのセミナーや植林ツアーなどのオプションサービスも用意されており、目指すのは「森林保全に取り組みたいけれど、満足のいく活動ができていない」といった悩みを抱える企業と林業との架け橋。

日本中の人々と災害リスクの低い山づくりに取り組みたい、とのことだ。

©株式会社ソマノベース

なお、秋には一般向けMODORINAEの再販も予定。

こちらは数に限りがあるそうで、現在「LINE公式アカウント」にて優先購入を受け付けている。

『ソマノベース』

【公式サイト】https://somanobase.com/

Top image: © 株式会社ソマノベース
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