アートと医療を華やかに融合させた「美しすぎる義足」に思わず釘付けに。

思わず目が釘付けになってしまう、美しい義足たち。

まずは、その画像をご覧いただきたい。

これらは、医療用義肢を製作してきた過去をもつ、アーティストのソフィー・デ・オリヴェイラ・バラタによる作品だ。

彼女は2011 年に設立した 「The Alternative Limb Project」にて、 装着する人々の意志個性に寄り添ったオーダーメイドの義肢を多数製作している。

失った身体の一部を義肢で「置き換える」ような、従来の医療界の考え方に疑問を感じていたソフィー。対して彼女の生み出す義肢は、装着者の魅力を引き立て、身体の多様性や可能性を拡大させている。

義肢としての機能性はもちろん、美しさにもとことんこだわり、装着者のニーズに合わせて繊細にカスタマイズ。

色選びや細かい素材の指定、仕上げの工程に至るまで、デザインはすべてクライアントが密接にかかわりながら進められるため、身体に馴染むだけでなく、着用者の想像力や個性が反映された、唯一無二のものに仕上がるそうだ。

彼女の作品は、身体の一部を失った人々が自分自身を“表現”する手助けとなり、タブー視されがちな「障害」のイメージを可能性に満ちたポジティブなものへと転換させてくれる。

義肢はここで紹介したものの他にも、センサーを搭載した触手のような手足や、メタルや大理石でできたもの、腕に蛇が巻き付いたようなデザインのものなど、見ていてワクワクするようなものがいっぱい。

公式サイトから、ぜひユニークな作品たちをご覧になってみてはいかがだろうか。

Top image: © iStock.com/Denis Novikov
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。