昭和時代を見て食べて学ぶ。「池袋・豊島・西武沿線 レトロ百貨展」が開催!

「一周回って新しい」「知らないけど懐かしい」

池袋や豊島区、西武沿線にフォーカスした昭和レトロな世界を紹介するイベント「池袋・豊島・西武沿線 レトロ百貨展」が、今月14日(月)まで西武池袋本店にて開催中!

©株式会社そごう・西武

会場は5つのコーナーから構成。

まずひとつ目が池袋・豊島の歴史コーナー。展示のメインは昭和30年代後半〜40年代前半を想定した池袋駅西口周辺・東口周辺のジオラマ。区制90周年を記念し豊島区立郷土資料館にて昨年10月〜今年5月まで開催されていた「豊島大博覧会」から借りてきたものだ。

ふたつ目は、マンガ・アニメ文化の街とも評される豊島区とその先に広がる西武沿線の聖地を紹介するコーナー。手塚治虫氏などのマンガ家たちが若かりし頃に暮らした豊島区南長崎のトキワ荘を再現した「トキワ荘マンガミュージアム」や、秩父が舞台となった『あの日見た花の名前を僕 達はまだ知らない。』に関連する作品などを展示。

3つ目は「西武沿線今昔物語」と題したコーナー。昭和30~40年代の池袋線を中心とした駅舎の写真に、西武鉄道が所蔵する駅の看板や電車の行先案内板、貨物用の電気機関車の部品といった貴重な資料が並ぶ。

4つ目は、映画監督・井上梅次と宝塚歌劇団娘役トップスターを経て銀幕デビューした女優・月丘夢路という昭和を代表する2人にまつわる映画ポスターやオフショット写真、所蔵品の特別展示。名シーンのダイジェスト上映も実施。当時の潮流やそこで生まれた映像文化に触れられる内容となっている。

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池袋駅東口周辺ジオラマ 制作:山本高樹

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昭和45年 西武百貨店外観

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映画「夜の牙」(左から月丘夢路、井上梅次監督、石原裕次郎)

そして最後はグルメ&グッズコーナー。巣鴨地蔵通りで大正時代から続く「喜福堂」のあんぱんや、「千成もなか本舗」の千成五色もなか、とげぬき福寿庵」のシベリアロール、なつかしの駄菓子。また80年代のゲームや映画、アメコミ、バンド、ゲームがモチーフのTシャツをはじめとしたグッズ、ソウルやジャズの邦楽レコードなどが展示・販売される。

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また、セレクトショップ「謎の店」プロデュースによるイベントも。スターガニアンゲーム大会に高橋名人サイン会、トークショー、ヒップホップグループ「ファミリーコンテニュー」によるミニライブなどが予定されているという。

コンテンツ盛りだくさんのイベントへ訪れ、ありし日の昭和時代を見て、食べて、学ぼう!

池袋・豊島・西武沿線 レトロ百貨展

【会期】8月3日(木)~8月14日(月)※最終日は当会場のみ午後4時で閉場
【会場】西武池袋本店7階 催事場

Top image: © 株式会社そごう・西武
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