今年は「買える展覧会」も!東京のアート満喫「アートウィーク東京」が11/2開幕

芸術の秋を東京で満喫するにはうってつけの催しが今年もやってくる!

東京の“いま”をアートで感じる4日間『アートウィーク東京(AWT)』が、11月2日(木)~5日(日)にわたって開催される。

過去の協力を経て、昨年から世界最高峰のアートフェア「アートバーゼル」と提携。日本の現代アートの創造性と多様性、またそのコミュニティを国内外に紹介する国際的な同アートイベントは、国内アート市場の活性化も図っている。

そこで、本年度は「買える」展覧会こと「AWT FOCUS」を新たにスタート。

©一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム

 

キュレーターが美術史的観点から選定した作品を通じて、日本の近現代美術のキーワードを再考するともに、すべての展示作品は各参加ギャラリーを介して購入ができる企画となる。

同企画は、大倉集古館を会場に展覧会タイトル『平衡世界 日本のアート、戦後から今日まで』として、64名のアーティストによる100点を超える作品を展示。

アートコレクターをはじめ、これからそうなろうと考えている人、そうでない人までも、 現代アートをもっと身近に、見て、知って、感じて、購入もできる機会となるだろう。

大倉集古館 ©一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム

また、『アートウィーク東京』を楽しむのに便利なのが、無料のシャトルバス「AWT BUS」だ。

ルートが昨年より1つ増加して7ルートで今年度は運行されることになり、約15分おきに巡回するバスに乗車して、東京の現代アートシーンを牽引する50の美術館やギャラリーや各プログラム会場を気軽に巡ることができる。

©一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム
©一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム

「AWT BUS」のバス停や参加施設の詳細な位置情報は、AWTのWEBサイトからもチェックできるので、事前に巡回プランを立てておくのもおすすめ。

そのほか会期中は、アートコミュニティを五感で体感できる交流の場「AWT BAR」がオープン。

建築家・山田紗子が設計を手がけた空間で、ミシュラン1つ星のフレンチ「Sincere(シンシア)」石井真介シェフが手がけるフードメニュー提供や、AWT参加施設で展覧会を開催するアーティスト、大巻伸嗣、小林正人、三宅砂織の3名とのコラボレーションによるオリジナルカクテルの提供もある。

© suzuko yamada architects.
画像⼿前左から:「海(消えゆく⿂&⽯のようなチョコレート)」、「⼭(マスカットのようなフォアグラ&⽢いどんぐり)」、「森(う さぎの最中&焼き芋のチュイル)」©一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム

さらに、アートの歴史や鑑賞体験への理解を深める「AWT TALKS」や、「ジェンダー」と「自然」をテーマに映像作品を上映する「AWT VIDEO」といったプログラムも展開。

各所でのワークショップなども充実する4日間。「11月3日=文化の日」をまたぐAWTの4日間で、東京にあるアートを満喫する文化的な時間を過ごすのはいかがだろうか。

『アートウィーク東京』
【会期】11月2日(木)〜11月5日(日)
【会場】
都内50の美術館/インスティテューション/ギャラリー
大倉集古館(AWT FOCUS)、AWT BAR、ほか各プログラム会場
【主催】一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム
【提携】アートバーゼル(Art Basel)
【シャトルバス運行時間】
10:00〜18:00 ※無料、各バス停を約15分間隔で巡回

Top image: © 一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。