Adobe「生成AI」に新機能。アイデア出しからクリエイティブをサポート

提供開始から1年で65億もの画像が生成された、Adobe株式会社が提供する画像生成ツール「Adobe Firefly」。先月、新たに「構成参照」という新機能が搭載された。

すでに活用している人も多いことだろう。これ、既存の画像を参照することで、同じレイアウトで複数の画像のバリエーションを生成できるようになるという優れモノ。自分の想像する画像を生成するため、何度もプロンプトを打ち込む必要がなくなるらしい。

また、同機能によって奥行きやテクスチャ、ライティング、色彩などさまざまな要素を簡単に修正できるようになるという。

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Adobe Fireflyの生成するすべての出力には、権利所在や編集履歴などの情報を自動的に作品データに付与する機能も搭載されるため、オンラインでの偽情報の拡散を防ぐ役割を果たす意味合いも大きいだろう。

今やさまざまなAI技術を用いたサービスが提供されているなか、出自を明らかにしたうえで情報の透明性を担保し、ユーザーがより安心して使用できる機能が備わっていることが、多くのユーザーに選ばれる理由の一つとなるのではないだろうか。

Top image: © アドビ株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。