サグラダ・ファミリアの石を、自分の手で。新宿に“参加するVR”がやってきた
TKPグループが2026年8月5日、新宿にグランドオープンした没入型VRシアター「WAHHHP(ワープ)」。そのこけら落とし作品が、サグラダ・ファミリア財団の正式ライセンスを受けた『永遠なるガウディ』だといいます。
VRと聞くと、ヘッドセットをかぶって「ひとりの世界に閉じこもる」イメージが浮かびませんか? WAHHHPが面白いのは、まさにその常識をひっくり返しているところです。
隣の人が「見える」VR空間が
映画館的な共有体験を変える


WAHHHPでは、30分ごとに最大30名が同じVR空間に入ります。しかもヘッドセットを着けたまま、隣にいる人の姿がちゃんと見える。
つまり、友人や家族と「同じ物語の中にいる」感覚を共有できるんです。
映画館って、暗闘の中で隣の人と同じスクリーンを見つめて、終わったあとにカフェで感想を言い合う——あの体験が好きな人は多いと思います。WAHHHPが目指しているのは、その「映画館的な共有体験」をVRで実現すること。
壁に近づくと現実空間を知らせるガイド機能も搭載されていて、VR酔いが心配な人や子ども連れでも安心な設計です。
「観る」のではなく「弟子になる」体験
こけら落とし作品『永遠なるガウディ』は、約30分・4幕構成。最初に足を踏み入れるのは、ガウディの没後に焼失して失われたアトリエです。
学術資料をもとに3Dで再現された空間を、ガウディ本人の声に導かれながら「弟子」として歩く。自然の法則が建築に変わる過程を体感し、サグラダ・ファミリアやカサ・バトリョの内部をステンドグラスの光の中で巡ります。
クライマックスでは、サグラダ・ファミリアの石を自分の手で積み上げる。「名所を眺める観光VR」ではなく「つくる側に回る」設計が秀逸です。
没後100年と塔の完成が重なる
この夏だから成立する作品
2026年は、ガウディの没後100年。さらに、140年以上かけて建設が続くサグラダ・ファミリアでは、最も高い「イエスの塔」が完成するという歴史的な節目でもあります。
この二つが重なるタイミングに、財団公認のVR体験が日本初公開される。偶然ではなく、この年だからこそ成立するコンテンツです。
新宿駅から徒歩1分。映画を観に行くくらいの気軽さで、100年前のアトリエに飛び込める。次の週末の選択肢に、加えてみてもいいかもしれません。

Storydive Theater WAHHHP(ストーリーダイブ・シアター ワープ)
【所在地】東京都新宿区西新宿1-10-1 ヨドバシ新宿西口駅前ビル10F(JR新宿駅7番出口 徒歩1分)
【開業日】2026年8月5日(水)
【上演作品】『永遠なるガウディ ~VRで辿る、サグラダ・ファミリアの奇跡~』(2026年12月31日まで予定)
【所要時間】約30分(VR体験約20分+準備・案内約10分)
【チケット料金(税込)】大人 平日2,500円/土日祝2,800円、18歳未満 1,600円(15歳以下は保護者同伴必須)、障がい者 1,600円(介助者1名まで同額)
【チケット購入】passes.jp/asoview
【公式サイト】https://wahhhp.com/






