自然と仲間が集まる「心の強い人」が実践する10のこと
「Elite Daily」のライターAlexia LaFata氏は、著名な心理学者が提唱する心の知能指数(EQ)を向上させる方法を紹介しています。憧れのあの人がまわりから好かれている理由は、IQが高いからではなく、高い心の知能指数(EQ)を身につけているからかも知れません。
心理学者で『なぜ心の知能指数がIQより大切なのか?』の著者でもあるダニエル・ゴールマンは、心の知能指数を高める方法を「The New York Times」に寄稿しています。ここでは彼の記事を参考に、心の知能指数を高める10の方法を紹介していきます。
01.
困っているときやつらいとき
うまく人に頼る
自分の強さと弱さを自覚して、「ひとりではできないことがある」ということを受け入れましょう。問題は抱え込まずにオープンにして、ときにはまわりに頼ることを忘れずに。
02.
「この気持ちはどこから?」
感情を分析する
いま、自分がどんな気持ちなのか?なんでそう思っているのか?を、俯瞰して冷静に理解するようにしましょう。何が起こるとそのような気持ちになるのか知ることができれば、未然に防ぐことができます。
03.
前向きな反省をする
人生の荒波がやってきてもビクビクせず、落ち着きましょう。つらいことが起きたら、まずはその感情を受け入れて、少し休みます。そしてどうしてそうなったのか、後ろ向きな後悔をするのではなく、前向きな反省をして次に活かすのです。
04.
イヤなことでもしっかりと
相手に伝える
怒りに身を任せて相手に伝えてしまったり、イヤなことがあっても言わずにそのままにしておく。これは問題を解決するのには非効率的です。
誰かにイライラさせられたら一旦感情は置いて「自分はなぜ不快なのか、何をされたくないのか」を真摯に伝えましょう。それこそが人間関係を解決する最も早くて効果的な方法。
05.
どんなに失敗を繰り返しても
すぐにあきらめない
小さな失敗は、大きなゴールを達成するまでに何度も繰り返し起こるもの。熱意さえあれば、どんなに多くの失敗を経験しても乗り越えられるもの。人生の指揮官は、他でもないあなたです。コントロールできるということを、決して忘れてはいけません。
06.
経験が豊富だからこそ
多くの視点を持つ
つらい経験や悲しい経験をしたからこそ、相手の悲しい気持ちも理解できる。たくさんの経験をしている人は、相手の立場に立って適切なコミュニケーションができます。
07.
ひとりよがりにならず
相手の気持ちに共感する
人の気持ちがわかるようになると、自分がやりたいことを押し付けるのではなく、相手の本当に欲しいものや喜んでくれることが読めるようになります。すると、いつアクションを起こせばいいのか、または黙っておくべきタイミングかが理解できます。
08.
「いつでも、だれに対しても」
優れた聞き手になる
相手の気持ちや新しいものの見方を理解したいと思っているから、他人の話に耳を傾けることができます。「言いたいことはわかったよ」と伝えて、会話を中断したりコントロールしようとはしません。相手を尊敬し、耳を傾けるからこそ、話し手は心を開いてくれるのです。
09.
シンプル&クリアに
伝える
まわりの人に、言いたいことややりたいことを理解してもらうには、シンプルで明白に伝えることが必要です。話す前に一旦立ち止まって整理しましょう。
10.
あなたがいると
笑いが絶えない
いつも人に囲まれて楽しそうにしている人は、まわりの人をリラックスさせるためにジョークを言ったり、自分のキャラを場に合わせてつくったりしています。笑いは相手とコミュニケーションをする上での潤滑油となります。