【16年ぶりの天体ショー】7月1日は、金星と木星が最接近!「ダブル1番星」を見に行こう

夏の夜空は、気温の高さもあり星が眩しく瞬く季節。天体観測には気候も快適ですよね。そして、7月1日にはとても貴重な天体ショーを楽しむことができるようです。 数ある惑星の中でも、太陽や月を除けば1番明るいのが金星。その次は木星ですが、7月1日にはその2つが大接近!なんとこれ、16年ぶりのことなのだとか。 

肉眼でも観測可能

惑星が並ぶその姿は、想像するだけで天体ファンならずとも心踊ります。しかも、最も明るい惑星が並ぶとなれば、観測も比較的簡単。小型の望遠鏡があると尚よしですが、肉眼でも十分観測が可能なので、7月1日の夜空は是非星空を見上げてみては?

7月いっぱい楽しめる!

2つの星が最も接近するのは7月1日ですが、その前後も観測は可能。徐々に離れてはいくものの、7月10日には金星が最大光度に達し、マイナス4.5度にも及ぶ明るさを放ちます。これは1等星のおよそ150倍、日中でも見えるレベルなのです。 さらに、19日には夕空に輝く細い月と2つの惑星が直線に並びます。これは見逃せません。

夕方、西の地平線に注目

国立天文台によれば、金星と木星が最も近づくのは厳密には19時1分。明るいため低空でも目立つそうです。7月1日は週の真ん中水曜日。忙しくて見れないよ、という人も、別の日にトライしてみるといいかも!

Reference:国立天文台
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。