息をのむ美しさ、世界の「天の川」画像まとめ

今日7月7日は「七夕」。夜空を横切る天の川が見えますか?

季節は梅雨、曇天で星空が見えないという人のため、これまで紹介してきた天の川の記事を集めてみました。

「別世界」への入り口
ニュージーランドの天の川

©South of Home Photography

「自然と共存する意識が薄れているなかで、私たちが住む世界がどれほど美しくて感謝すべきものなのか、いま一度思い出してほしい」

クイーンズタウン在住のフォトグラファーJakeとJoannaのふたりは、南の島の美しい天の川を追い続けています。大自然のなかに浮かぶ夜空は、まるで別世界への入り口のようですね。

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MILKY WAYに取り憑かれた男

©Oscar Keserci Photography

「天の川には、なんとも言えない魅力がある。僕はそのパワーをいろんな人と共有したい。だから撮り続けるんだ」

ギリシャ生まれのOscar Keserciは、天の川の魅力に取り憑かれたひとり。彼が写真におさめたプラネタリウムのような星空。その主役はもちろん、天の川です。ギリシャ、フィンランドを中心に世界の天の川の美しさを比較してみてはいかがでしょう。

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400時間かけて撮影した
「天の川銀河」誕生の瞬間

©European Southern Observatory

南米チリのアタカマ地方標高約5,000メートルの地点に設置された「ヨーロッパ南天天文台(ESO)」。銀河系の星が生まれるエリアを広域で探査するプロジェクト「ATLASGAL」で、2016年2月に発表され話題となった、幻想的な映像があります。

サブミリ波望遠鏡が捉えた天の川の様子は、肉眼で見上げるそれとはまったくの別物でした。

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ウユニ塩湖で見上げる
遠く青白く流れる川

©Daniel Kordan

ロシア人フォトグラファーDaniel Kordanによる、ウユニ塩湖と天の川のコラボレーション。見慣れたはずの絶景が、唯一無二のうつくしさで表現されています。

視線を水面ではなく、上空へと向けさせる彼の機転。きっと息を飲むとはこういうこと。ああ、死ぬまでに一度は見てみたい!

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19歳フォトグラファー
ハワイで出会った「天の川」

©Ulderico Granger

19歳(公開当時)のフォトグラファー、アルデリコ・グランジャーにとっても、天の川は特別な被写体だったようです。とくにハワイの夜空に現れる天の川には。

夏のあいだハワイの島々を駆け巡り、シャッターを切り続けたアルデリコ。私たちのよく知るハワイとはまた違った表情が楽しめます。部屋を暗くして、フルスクリーンでどうぞ!

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宇宙の謎がまたひとつ明らかに
天の川は「架空の天国」の一部

銀河の集まりである「天の川」は、宇宙のどこに位置しているのか? この謎を解き明かすため、ハワイ大学の研究チームが8000もの銀河の位置と動きの解明にあたり、驚きの発見をしました。

天の川はLaniakea(ラニアケア)と呼ばれる研究史上最大の超銀河系の一部であることが判明。ラニアケアとはハワイ語で「架空の天国」を表す言葉。幻想的ですね。

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伝説によると、織姫と彦星は一年に一度、この天の川をわたって愛を語らうといいます。

さて、地上に暮らす私たちはどうでしょう?さまざまな事情から、大切な誰かと何年も会えずにいる人も少なくないはずです。

「早く、以前のように、自由に気軽に会える日がきますように」──。

そんな願いを込めて、7月7日は、みんなで同じ空を仰ぎましょう。

Top image: © South of Home Photography
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。