世界一幸運なカメラマンが、撮影した「奇跡の一枚」!

毎年、お盆のシーズンの定番になりつつある「ペルセウス座流星群」。世界各地でも美しい流れ星に魅了される人々は多いようです。 オランダの写真家Albert Dros氏もそのひとり。彼は、天の川に架かる流星を撮影しようと、友人と共に撮影に出かけました。ところが、流星を写真に残すはずが、彼はとんでもなくレアなモノを写真に収めることになりました。 iss portrait ヨーロッパ最大の砂丘としても有名な、オランダ「コートワイカーザンド」で撮影されたこの写真。中央部、左から右へ流れる一筋の光に注目!偶然、撮影に成功した経緯をDros氏は、「My Modern Met」の記事にこう話しています。

「空を見ていたら、流れ星とは明らかに違うモノが動いていたんだ。それが飛行機じゃないことは一目瞭然だった。他のどの流れ星よりもキレイに輝いていて、衝撃的だった」

さて、写真に映り込んだこの未確認飛行物体が何だか分からずにいた当の本人。自宅に戻り、画像を加工してFacebookに投稿。「いったい、コレ何だと思う?」彼はさらに、地元の天文学フォーラムに尋ねに行ったそうです。そこで、こんな答えが返ってきたようです。Dros氏が映した光線、もしかしたら国際宇宙ステーション(ISS)かもしれない…。 duo portrait2 半信半疑のDros氏、カメラのタイムスタンプの日時と緯度を、NASAの公式ページで公開中の「ISS照準場所検索」で検索をしてみたところ、ISSの飛行位置が、まさに当日の自分の頭上であったことが判明。彼が目撃したのは、流れ星でも飛行機でも、もちろんUFOでもなく、どうやら本物の国際宇宙ステーションだったようです。

「つまり、天の川に架かるペルセウス流星群を背景にセルフィーをしようと思っていたところに、宇宙ステーションまで映り込んできたってワケさ。それもわずか20秒足らずの間に起きた奇跡だよ」

地元オランダ「NL Times」も、幸運なカメラマンのニュースを大きく報道しています。 たった一晩にして、世界中に名前を知らしめた写真家Albert Dros氏。幸運を手にした彼の作品は公式ページから。

 Reference:My Modern Met , NASA ,NL Times Licensed material used with permission by Albert Dros

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。