秋の天体ショー「オリオン座流星群」は、絶対に見逃さないで!
2017年の8月は残念なことに雨ばっかりで、キャンプや海水浴などの予定を立てていたのに、おじゃんになってしまったという話をよく聞きました。東京で16日以上続く雨は、40年ぶりだとか……。全国でトップレベルの人気を誇る、都内の花火大会も中止。
満足に遊び尽くせないまま、初秋に突入してしまった人も多いかもしれません。でも秋には、見逃せない天体ショー『オリオン座流星群』があるんです!
2017年は、
観測条件がとってもイイ。
夏までにあった、約10種類の流星群をひとつも見ていない。もしそんな人がいたとしても、10月21日(土)の『オリオン座流星群』は見逃さないでもらいたい!だってこんなに観測条件が揃っているんだから。
「流星電波観測国際プロジェクト」によると、極大時刻は10月21日(土)20時。わざわざ夜更かししなくても、ご飯を食べたあとにテレビをみてリラックスする時間に、ベランダに出て空を見上げて見てください。20時だとまだ周りが明るくて見にくい場合は、0時から22日夜明けまでも好条件。新月だから、月明かりの心配もほぼなし。専門家たちからも観測条件は、“最良”のお墨付き。当該サイトにこのマークがつくのは超レア。なんと次回条件が整うのは2025年なんだとか。来年からは、しばらく条件が崩れてしまうんですね。
見てもらいたい理由はもうひとつあって、11月、12月の流星群は極大が昼間だったり、午前1時以降になってしまうから、少し観測しにくくなってしまうんです。それに比べて、オリオン座流星群は20時から明け方まで、方角関係なくどこでも観測しやすい。もしかしたら、今年最後の流星群になる人も多いのでは?
天気が良ければ、
遠出してみるのもアリ!
条件が整っているから、せっかく見晴らしのいい場所まで来たのに見れなかった…なんて事態も起こりにくいはず。土曜日の夜だし、せっかくなら喧騒から離れて、星空を見に少し遠出するのもいいですよね。
夏に散々雨が降ったのだから、もうこの日だけは、お天気に恵まれると信じます。