オリオン座流星群2015!ピークの時間帯、見える方角を徹底解剖!

毎年10月後半に見ることのできる、オリオン座流星群。オリオン座流星群は「速くて明るい」初心者でも、比較的見やすい流星群のひとつです。流星群観測は裸眼で観測できるのも大きなポイントですよね。2015年のオリオン座流星群は、月明かりの影響も受けず、好条件で星空観測ができそうなので、かなり期待がもてそうです。2015年の見られる日、ピーク、時間帯、方角、場所などをまとめてみました!

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2015年のオリオン座流星群のピークの時間帯は?

  • 10月21日(水)
  • 10月22日(木)ピーク朝8:00
  • 10月23日(金)

2015年は、上記の約3日間が見えやすいと言われている日です。時間帯は、夜半(日付が変わる前後30分ほど)以降、未明(明るくなる前)までが観測できます。というのも、普通、星空観測をしたいなら、月明かりなどの光は邪魔になります。今年のオリオン座流星群では、地域によっても違いますが、月の沈む時間が夜半ごろなので、月明かりの影響を受けずに観測することができます。

極大といわれるピークの時間は10/22(木)朝8時。その前後で3日程度がよく見られるということです。うまくいけば、1時間に30個ほどの流星が見られるかもしれません。3日あれば、きっとどこかで見られますね。

【ポイント1】
2015年は10月21日から23日までの、深夜0時から明るくなるまで!ピークは22日!

2015年のオリオン座流星群はどの方角で見られる?

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オリオン座流星群というからには、オリオン座の見える方角、東の空から流れます。オリオン座を見つけるコツは、「赤いベテルギウス」とすぐそばにある「3つ並んだ星」です。探してみましょう♪ベテルギウスから少し左上に輻射点と言われる中心があり、そこから放射線状に流星が出現します。ここで注意したいのが、あくまでオリオン座は中心点ということです。中心点から放射線状に星空のどこを流れるかは分かりません。ということは、オリオン座の方角ばかりを見ていると、見逃してしまう可能性が高くなってしまいますよね。
レジャーシートで寝転がって空全体をみられるようにするといいです。

【ポイント2】
オリオン座の方角だけじゃなく、星空全体を見よう!

オリオン座流星群2015を見るおすすめの場所は?

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流星群はどこででも見ることができます。しかし、「暗い」「見晴らしがいい」「高い」という場所が、流星群を見るときに有利です。このオリオン座流星群の特徴は「速くて明るい」というものですが、それ以外にも、暗めの流星もたくさん流れているということも特徴のひとつです。
そこで、少し暗めの流星も見ることができるよう、特に暗い場所を選んでみると、確率があがるかもしれません。自販機や街灯などが近くにないこともポイントです。海辺や川辺、道の駅、キャンプ場など、高台にある見晴らしのいい、暗めの場所がオススメです。

【ポイント3】
「暗い」「見晴らしがいい」「高い」場所を選ぼう!

星空の下でコーヒーを飲みに行こう

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流星群を見に行くというのは、ほぼ運です。雨や曇りじゃ見えないし、晴れても見ることができるかどうかわかりません。でも、想像してみてください。10月の肌寒い夜中、星空を眺める。持参した温かいコーヒーをすすって、家族や友人・恋人と語らいながら流れ星を探す「非日常」を味わえます。こんな素敵な経験はなかなかないんじゃないでしょうか?きっと日常のストレスをふっ飛ばしてくれるはず。
レジャーシートやアウトドア用の倒れる椅子など、準備万端にして、温かい飲み物に、暖かい恰好でのぞみましょう。星座早見表などを持っていくとみんなで探せて楽しいですね。

【ポイント4】
流星が見られなくても星空を楽しんで!

注目の流星群はこちら!

オリオン座流星群、ちょっと見に行きたくなっちゃいませんか?ペルセウス流星群などの派手なものに比べると少し地味ですが、年によっては1時間に100個も見られたことがあったそうです。今年は好条件も重なって見やすいし、これはもう、行くしかありませんね!ひとりでも、大切な人とでも。星空の中、流れ星をさがしてみませんか?

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。