こと座流星群が、忙しない4月に「心の余白」をつくってくれる

春はうれしい。

少しずつあったかくなってきて、桜の花びらは早くもふんわり咲きひらいている。
うえから見たらこの国は、少しピンクに色付いて見えるのかもしれません。

太陽の温もりと、花の香りが混じった春の匂いが鼻腔をくすぐると、切なさ混じりのうれしさが、ぶわっと溢れてきませんか。

別れと出会いの記憶が、私たちをそうさせるのでしょう。

いろんな感情が混じりあうのと同じように、低い気圧と高い気圧が次々にあらわれて、かき乱される4月の空は、いつもより不安定で忙しない。

4月23日、ひさしぶりに大きな流星群が訪れます。

新しく始まった生活のなかで、空を見上げる心の隙を一瞬でもすくいあげられるように、綺麗に晴れてくれるといいのだけれど。

春の空から落ちてくるのは、
『こと座流星群』のひかり。

ずうっと昔から、人々は“星降る春の日”を楽しみにしていたという記録が残っています。その正体が『こと座流星群』。

なんと2000年以上も前から、観測されていたそうです。

日本では1945年に、歴史に残るほど活発な活動があったそうですが、ここのところは観測時間も1時間と短く、あまり注目されることもなかったのだとか。

けれど『流星電波観測国際プロジェクト』によると、2018年は久しぶりに最高の観測条件!

ピークは4月23日に日付が変わってすぐの、午前3時。方角に関係なく、あかりの邪魔がない、ひらけた場所がベストスポット。

出現予想数はそんなに多くないとも言われていますが、次に日本が条件に恵まれるのは2025年以降。少しばかり夜更かしを頑張るから、予定以上の煌きに期待したいところです。

息つく暇もないくらい、ドタバタな日々が待っているかもしれないけれど
4月23日の夜だけは、ぼーっと流れるかどうかもわからない星を待ってみる、というのはどうでしょう。

焦らずに、自分を急かさずに。
そんな時間が、きっと必要なタイミングだと思うのです。

 

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