科学者もYES!「ハーブ」を燃やすと、空気がキレイになる
突然ですが「スマッシングハーブ」を知ってますか? これは火をつけて使用するハーブのこと。浄化の儀式や瞑想時にネイティヴアメリカンがその煙を利用していたことで知られています。
この行為、実は科学的にも空気をきれいにすると証明されているとか。「Higher Perspective」の記事を紹介しましょう。
ハーブの束に火をつけて、煙でいぶし浄化するスマッシング。この煙は、負のエネルギーや魂だけでなく人々や道具さえも浄化してくれます。煙でいぶることは、食事をする前に手を洗うことと一緒。人々や場所を、きれいにするために使われるのです。
この行為は、歴史上ごく一般的なものでした。何千年もの間、ネイティブアメリカンの文化よりもっと古くから行われています。同じように、お香を焚くという行為の歴史も古く、紀元前1530年にエジプトとイスラエルでは、すでにお香が存在したとされています。
スマッシングハーブは
科学的に効果アリ
スマッシングハーブは、スピリチュアル面だけでなく、科学的にも効果が認められているようです。「Journal of Ethnopharmacology」で、2006年に掲載された調査では、研究者たちがハーブを用いた治療と用いてない治療を実施しました。そこでは、以下のような発見がありました。
「ハーブの煙によって、最もよく効果が表れたのは肺(23.5%)。次に神経(21.8%)、そして皮膚(8.1%)の順になっています。薬としては使用されていませんが、カラダによい影響をあたえてくれます。また防腐剤や防虫剤などの用途としてもよく知られています」
ハーブを燃やすと
病原性のバクテリアが消えた!
さらに研究者たちは、煙が空気をきれいにすることも発見しました。1年後に発表された別の論文では、煙が空気中のバクテリアを減少させると判明したそう。論文では以下のように指摘されていました。
「この研究で、ハーブを燃やすことの効果を科学的に証明できました。空気中のバクテリアに対し、自然の植物を燃やした煙が効果的だったのです」
煙をいぶした部屋では、その後30日間病原性のバクテリアが存在しなかったそう。
「これは、ハーブの煙によって空気中に存在する病原性のバクテリアを、完全に取り除くことができると示唆しています」
まだ疑うべき点もあり、詳しい研究が必要かもしれませんが、非常に興味深い内容です。
日本ではまだまだ認知度の低いスマッシングハーブですが、ネット上には専門店などもあるよう。試してみたいところですよね。
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