成功者たちが常に持っている「10のリスト」
人生を成功させたいなら、自分の中で常に持っておくべきリストがある。そう記事の中で指摘するのは、「Lifehack」のライター、Djordje Todorovic氏。
自分の目標を明確にするTo Doリストや、死ぬまでにやりたいことのリスト。さらには、自分の欠点をまとめたリストも持っておくべきと言います。そのメリットとは?
01.
毎日の目標を明確にする
To Do リスト
「目標を達成して何を得られるかが大切。どんな人になるかはそんなに大切ではないのです」ージグ・ジグラー(作家)
目標と野心は、私たちにやる気を与えます。だからこそ、その目標を事前にリストアップしておく必要があります。それは経済的な安定なのか、自分の家を持つことなのか。あるいは、家庭を持ちたいのか、自立したいのか。目標は人それぞれ。
さらに、この目標リストは日々成長します。常に自分の頭の中に持って、人生の方向性を見失わないように。
02.
日々やらないといけない
タスクのリスト
「幸せは簡単に手に入りません。それは、本当に困難な仕事を達成した後にのみ訪れるものなのです」ーシオドア・アイザック・ルービン(作家)
タスクとは、目標を達成するためにすべきこと。これは、どんな人でも多くなってしまう傾向にあります。その職種に関わらず、タスクは毎日増えるもの。もちろん、達成した時に高揚感は味わえますが、終わってもまたやることは増えていくのです。
大きなタスクがある場合、小さなタスクに分解しましょう。小さなタスクを積み重ねた結果、大きな仕事を成し遂げるのです。リストと付箋は、生産性を向上させるとても強力なツールなので、ぜひ使ってみてください。
さらに、このタスクは仕事だけにしないように。趣味ですべきタスクを入れれば、自分のやる気をあげるのにも効果的。たとえば、本を書いたり、絵を描いたりするなど。自分が達成して誇りに思うようなことをいれましょう。
03.
困ったときに頼れる
連絡先のリスト
「友だちにはすぐなれます。が、友情とは時間をかけてゆっくりと実る果実のようなものなのです」ーアリストテレス(哲学者)
ビジネスをするにあたって、パートナーは非常に大切。ですが、友だちや親族などあまりに近しい人とは、うまくいかないこともしばしば。
よいパートナーを作る上では最も大切なことは、相手と同じビジョンを持つこと。それがあれば、ちょっとやそっとのことで離れることはありません。
人生は、出会いの連続。その時々でさまざまな人が必要となります。助けが必要な時は、遠慮せずに求めてください。その時に大事になるのが、ここぞというときに助けを求められる連絡先リスト。特異なスキルを持つプログラマーや、弁護士などは重宝できます。ただ注意しないといけないのは、コミュニケーションが一方通行にならないこと。自分が必要な時だけ連絡するのではなく、相手が助けを求めているときは惜しげなく助けるように。
この連絡先リストは非常に大切なので、修復できるようきちんとバックアップデータを残しておいてください。
04.
無駄な出費を抑えるための
支出のリスト
「賢い人は、心に従ってお金を浪費するのではなく頭を使ってお金を貯めるのです」ージョナサン・スウィフト(作家)
出費には二種類あります。食べものや税金の支払いなど、必要不可欠な出費。もう一つは、自分の好きなことに使う出費です。
よく陥りがちなのが、自分の欲しいものが必須なものと錯覚してしまうこと。そして本当に優先すべきことを後回しにしてしまうのです。これは、世に溢れる広告などが、さらに助長しています。それを防ぐために、出費リストをつくることがオススメ。優先的に支払うべきことや、後回しにすべきものが明確になります。財政管理ができてようやく一人前。計画的に貯金しましょう。
05.
賢く使いこなすための
ツールのリスト
「夢を達成したいなら、自分のできることは臨機応変に変えていかないといけない」ーヴィン・ディーゼル(俳優)
私たちは、テクノロジーに依存し過ぎています。もしスマホやパソコンに何かあったらどうしますか?とてつもない被害を被るでしょう。連絡先だってなくなってしまい、仕事もできなくなります。
便利なツールはできるだけ多く持って、リスクヘッジしましょう。アプリが自分に足りない能力を補ってくれることだってあります。使えるツールは、リスト化するように。たとえば、美味しいレストランがすぐに見つけられるアプリや、スケジュールを調整してくれるもの。さらには、大事なものが盗まれた時に見つけてくれるアプリなどその用途は計り知れません。今まで紹介した他のリストほど大事ではありませんが、役に立たないツールは省いて使えるものだけを集めるのがポイント。
06.
改善点は誰にでもある
欠点リスト
「何も学んでいない時、あなたは死んでいるのです」ージャック・ニコルソン(俳優)
私たちの誰もが欠点を持っています。自分の改善したいところや、足りない部分を考えて、それを変える方法を考えてみてください。自分で気づき、自分のために努力するのです。
自分で改善したい欠点を、リスト化しましょう。見落としがちな悪いクセなど思いつくだけ書くのです。もちろん、すぐに改善できる人などいません。1年で1つずつゆっくりと改善していくのも手です。改善できたら、それがあなたの自信になっていきます。
さらにこのリストは、初心を思い出させてくれるため自信過剰になりません。
07.
可能性を広げるための
アイデアリスト
「すでに道がある場所になんて、進まないでください。何も道がなく、あなたが一番最初の足跡を残せるところにいってください」ーラルフ・ワルド・エマーソン(哲学者)
世界を変える人とは、現状に疑問を持ち既存の概念を打ち破っていくような人のこと。
そんな彼らが持つクリエイティブなアイデアとは、世界をよりよくしてくれるものです。たとえば、誰とでもコミュニケーションができるようなソフトだったり、舌で操ることができるキーボードだったり。(それが可能かはわかりませんが)
新しいアイデアが思い浮かんだら、必ず書き留めてオンラインで検索してください。そのアイデアが画期的か調べるのです。アイデアをリストにしたらそれを再び、厳しい目で見るように。誰かにアドバイスを求めるのもいいでしょう。
そうやってどんどん鋭くしていきましょう。自分のアイデアを反芻することでさらに成長できるのです。
繰り返しますが、自分のアイデアは流さずに必ず書き留めるのがポイント。
08.
一歩先を考えるための
未来のリスト
「未来とは、常に不確かなものですが、すぐに終わることもあるのです」ージム・モリソン(ミュージシャン)
明日のことはわからない。未来のことは気にせずに、今を生きよう。そんな言葉を、聞いたことがある人もいるのでは?でもこれって正しいのでしょうか。未来について計画を立てないということは、自分の人生を手放すことと同等では?しっかりと予測を立てて、行動することが大切なのです。
だからこそ、未来で起こりうるリストをつくる必要があります。将来への計画。このリストは1で紹介したものに近いですが、この中には社会情勢も含まれます。たとえば、法律や流行の変化なども加味するのです。未来に対して敏感になることは、成功するビジネスマンにとって必要不可欠なスキルとなります。
09.
どんな事態にも対応できるよう
緊急時のプランリスト
「人は時に雨のために祈り、泥とだって契約します。それが人生なのです」ーデンゼル・ワシントン(俳優)
成功するために良かれと思って行うことが、よくない方向に進むこともあります。リスクや障がいは避けられないとしても、そのために準備しておくことはできます。つまり、リスクになりそうなことをリスト化しておくのです。なにごとも、良い面と悪い面があります。大切なのはそのことを認識しておくこと。最悪の事態を想定しておくのがいいでしょう。
10.
死ぬまでに
やりたいことリスト
「墓の上で泣いたって手遅れ。それは自分ができなかったことであり、声にすらできない言葉なのだから」ーハリエット・ビーチャー・ストウ(作家)
自分の叶えたいことをリスト化すると、未来に対して明るい気持ちになれます。
さらに、そのリストを見返すだけで人生で学んだことを思い出し、自分の成長を感じることもできます。年を取ってから、しかめ面ではなく、笑顔で昔を思い出せるのです。
未来はわかりません。不可能と思うことだってリストにいれましょう。
人生が苦しい時こそ、死ぬまでにしたいリストを読んで自分のエネルギーにするのです。
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