ホームレスのために「小さな家」を作り続ける男性
米オークランドに住むアーティスト、Gregory Kloehn氏。彼はゴミをリサイクルして、ホームレスの人たち用の家に改造しています。
廃材をリサイクルして
ホームレスの家に大変身!
ゴミがそのまま捨てられるのはもったいないと感じたKloehn氏は、再利用できないかと考えていました。
そこで彼は、廃材を利用してホームレスの人たちにモバイルハウスを作る「Homeless Homes Project」をスタート。
屋根がついていて雨風がしのげることはもちろん、ローラーが付いているので自由に動かすことも可能です。
材料には、使わなくなったベッドのフレーム、洗濯機や冷蔵庫の扉などさまざま。
完成したモバイルハウスは、ホームレスの人たちに無料でプレゼントしていきます。今では、彼を手伝ってくれる地元の人たちまで現れたとか。
Kloehn氏は、このプロジェクトを通してホームレスの現状とともに、モバイルハウスの可能性も伝えていきたいと「Daily Mail」に話します。
「これから、モバイルハウスの需要は高くなるんじゃないかな。エコで安い上に、簡単に作れるからね。そして、どこでも移動できる小さな家の方が、実は自由で豊かなのでは?って気づくようになると思うよ」
2014年、アメリカでは約58万人のホームレスがいるとアメリカ合衆国住宅都市開発省は報じています。
Kloehn氏の取り組みは、そのすべてを救えるわけではありませんが、多くの人が現状を知るきっかけにはなるはずです。
Licensed material used with permission by Greg Kloehn