人生で一度、「家」を失った人たちのための村

オランダ・アイントホーフェンから少し離れたところに、ホームレスのためのコミュニティが誕生しました。小さいけれど、太陽の光をあたたかく感じられるカラフルな村

「色にこだわることで、それぞれの家にアイデンティティを与えたい」

建築デザインスタジオ『Studio Elmo Vemijs』は、住宅設計と周囲の環境づくりを考え、人生で一度「家」を失った人たちのために“憩いの場”を作り出しました。

家と人を結びつける

カラフルな外装の家は、見ているこちらまでも元気な気持ちにさせてくれます。ただのプレハブ小屋ではなく、あえて色にこだわることで、家と人との関係を深く結びつけているのでしょう。

デザイナーたちが、355平方フィートの土地の中で、もっとも大切にしたのは「空間づくり」。問題を抱える人々が争いを起こさないようにと、見た目だけではなく、村そのもののデザインを工夫しているのです。

村の中にある赤い家には、ホームレスの人々の監督役が住んでいます。監視だけではなく、村人たちをサポートすることで、秩序を保っているそうです。

それぞれの家には、ソーラーパネルが設置されています。太陽の光をたくさん取り入れるように、「斜面」を意識した屋根。

窓枠を大きくしたのは、自然光が部屋の中まで届くようにするため。室内は、バスルーム、トイレ、キッチン付き。

一時的な避難所として作られたのですが、「家庭的なやさしさ」で溢れています。

ホームレスの心を救う“思いやりのある”村は、これからも多くの住人を家族のように迎え入れるのでしょうね。

Licensed material used with permission by ELMO VERMIJS
“飛び地”をご存知でしょうか?行政はどこかの県に所属していながら、地理的には他のどの地域にも接していなく、独立している土地。日本唯一の飛び地の村・北山村は...
「Social Bite Village」と名付けられたこの村は、ホームレスの人たちが経験しているネガティブサイクルを断ち切るのを目的にしている。
3回の引越しを経て彼女が選んだのは、有名住宅メーカーの家……ではなく、「無印良品」が展開する家でした。
福島県飯舘村は、東日本大震災で深刻な避難区域に指定され、2010年に6209人いた人口は41人になった。徐々に回復しているものの、全7校あった教育施設は移...
人気ゲーム「フォートナイト」が「赤十字国際委員会(ICRC)」と異色コラボした新ゲームモード「ライフラン」は、ゲームを通して、地雷撤去や救援物資の支給、イ...